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フランス/ロワール地方

ロワール×マルベック ×自然派=未知の味

トゥーレーヌ・カーオー・ロンヌ・ルージュ 2015 / ピエール・オリヴィエ・ボノーム


Touraine KO Ronne Rouge 2015 / Pierre-Olivier Bonhomme

参考価格:3500〜4000円

購入価格:頂き物

産地:フランス/ロワール/トゥーレーヌ /シュヴェルニー

品種: コット(マルベック)

購入元:三本酒店

インポーター:株式会社ヴァンクゥール

庶民のワインポイント:3.85点

妻実家にお邪魔していた時、冷蔵庫に入ってたので頂いてきました。

地元で自然派ワインを主体で販売されている三本酒店さんが、定期的にオススメワインを紹介してくれるらしく、慢性で買っているとのこと。

直感で一番高そうなワイン持ってきましたが、ネットでも3千円以上していたので、戦利品としてはこの上ないワイン。

さて、このワイン、AOCはロワールのトゥーレーヌ 。ソーヴィニオンブランの銘醸地とされおり、赤はカベルネフランしかイメージなかったのですが、調べると「コット主体」としっかり書かれておりました。

フランスのマルベック は南西地方のカオールしか覚えてなかったので、地域名と品種確認と言った意味でも正月ワインとして優秀。

しかも、収穫されたブドウは「トウゥーレーヌ」より小地区の「シュヴェルニー」。しかし、ACシュヴェルニーの赤は「ピノ・ノワール」しかAOC認定されていないので区画落ちの「ACトゥーレーヌ 」となっているようです。

あえてワイン情報を遮断してこのワインを味わったのですが、完全にビオワインと理解できる還元香と濃厚で独特な果実味が印象的。

ビオワインは価格的に普段買うことが少ないのですが、ワイン会などである程度経験し思うことは、「品種判別が難しい」こと。

このワインも、グルナッシュ?ピノ・ノワール?カベルネ・ソーヴィニヨン?なんて一見相反する品種が頭の中を駆け巡り、完全に混乱。

答えを確認した後も「あーマルベック かー」なんて悔しさも芽生えず、「へぇー、これマルベック なんや」的な印象。

同じ品種でもビオの製法次第で全くの別物になる面白さは、自然派ワインを今後のテーマにしたくなるほど、興味が湧いてきますよ。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:3点

生産地:4点

買いやすさ:3点

売り文句:ー

直接買っていないので自粛。

http://www.ez-wine.com/item/6801.shtml

https://item.rakuten.co.jp/morisawa/c/0000001246/

アロマ:4点

複雑性:4点

余韻:4点

たいがくんポイント:5点

未体験ゾーン確認。自然派ワインハマりそう。

総合評価:3.85点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。