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イタリア/南部

最終回/アランチョ シリーズ総括とダリラ


フェウド アランチョ ダリラ 2015

Feudo Arancio Dalila 2015

参考価格:1400〜1700円

購入価格:1408円

産地:イタリア/シチリア

品種: グリッロ/ヴィオニエ

糖度:

購入元:フェリシティ〜(楽天)

インポーター:モトックス

一番最後の商品リンク後に総括あります。

先月末から飲みに飲みまくった「フェウド アランチョ シリーズ」もこれで飲み納め。

千円以下が基本のアランチョ で少しお高めのアランチョ 。楽譜のエチケットが高貴な印象を受けます。

品種は好感触だったグリッロと好物のヴィオニエのセパージュなので、お楽しみに残しておいたワイン。

想像を裏切らない、グリッロらしさとヴィオニエらしさが上手く調和された素晴らしい味わいでした。

ただし、グリッロやヴィオニエは「料理とのペアリングありきで楽しむ品種」。単体で味わうには独自の苦味が苦手に感じる人もいるかも。

普段ワインを飲み慣れている層や、辛口好みには絶対に満足できる最後にふさわしい一本でした。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:3点

買いやすさ:5点

売り文句:3点

トロピカルと言われればそう感じるかも。

シチーリア島で口伝えされてきた愛を歌った楽譜があしらわれています。華やかなトロピカル・フルーツのアロマに上質な酸とミネラルのバランスが魅惑的な素晴らしい白ワインです。

https://www.mottox.co.jp/search/detail.php?id=642573

アロマ:3点

複雑性:4点

ライトな柑橘アロマスタートからの、フローラル系主体。ミネラルと表現されるニュアンスが一通り含まれています。

余韻:2点

少し苦味が残る程度ですが、後味のスッキリさも場面によってはポジティブポイント。

バランス:5点

ブレンドワインだからこそできる調整できる綺麗なバランス。

たいがくんポイント:5点

文句なし。

総合評価:A(お値段以上の味わい)

アランチョ祭り総括

上位5本とかぬるいこと言わず、ずばり順位付けしますよ。

すわなち、最下位とか見えちゃうので、最下位ワインが好みだった人にはすいませんと初めに言っておきます。ただし、全種類「他の同価格帯ワインと比べると素晴らしいクオリティ」です。あくまで個人の好みとして捉えてください。

一位 フェウド アランチョ ダリラ 2015

二位 フェウド アランチョ グース バンプ 2016

三位 フェウド・アランチョ・グリッロ 2018

四位 フェウド・アランチョ・インツォリア 2017

五位 フェウド・アランチョ・ネロ・ダーヴォラ 2017

六位 フェウド・アランチョ・シラー 2017

七位 フェウド アランチョ ピノグリージョ 2018

八位 フェウド アランチョ ロザート

九位 フェウド アランチョ アックシィ エクストラ ドライ

十位 フェウド・アランチョ・カントドーロ 2016

十一位 フェウド アランチョ カベルネ・ソーヴィニヨン 2017

十二位 フェウド・アランチョ・サンジョベーゼ 2017

十三位 フェウド アランチョ シャルドネ 2018

最下位 フェウド アランチョ グリッロ フリッツァンテ

15本買ったつもりが1本行方不明。。。

総括としては、飲み慣れていなかったシチリアの土着品種が、新鮮さをもたらせてくれたと言った意味でも好印象。最下位のフリッツァンテは単純に炭酸が抜けたニュアンスが苦手でした。

アランチョ 祭りに参加した他の面々のランキングも気になるので、是非ツイートしてもらいたいです。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。