※ 庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

イタリア/南部

泡のアランチョ。やや辛口という名の甘口。

フェウド アランチョ アックシィ エクストラ ドライ

Feudo Arancio ACCUSSI EXTRA DRY

参考価格:1000〜1600円

購入価格:1298円

産地:イタリア/シチリア州

品種: グリッロ

購入元:フェリシティー(楽天)

インポーター:モトックス

庶民のワインポイント:3.37点

アランチョ祭りも7本目ですが、まだまだ折り返し時点。今回は初めてのスパークリングワインです。

品種は前回評価の高かかった「グリッロ」なので期待値は高め。

しかし、ラベル表記にある「エキストラドライ」、日本語的な直訳から察すると「辛口よりも辛口」ですが、実は普段スパークリングワインで目に機会が多い「ブリュット」より残糖量は多め。

すなわち、立ち位置的には「やや辛口」的なポジション。

この「やや」的なニュアンスが厄介で、普段「超辛口(エキストラブリュット )」や「辛口(ブリュット )」に慣れていると、甘ーく、感じちゃうわけです。

イタリアで言うところの「アスティ」なんかは、完全に甘口に振り切れてるので、それはそれでありなのですが、今回の「やや辛口」はどっちつかずで中途半端感が否めません。

ベタつきや、人工的な甘さは無いので、飲めるレベルではありますが、キレキレのスパークリングが好きな人には苦手タイプでしょう。

ちなみに、イタリアスパークリングの甘さ(残糖量)表記を書いておきますので、少しでも参考にしていただければ。。

左から甘口で、右に行くほど辛口になります。

Dolce(ドルチェ)>Semi Secco(セミセッコ)>Secco>Extra Secco(エクストラセッコ)=Extra Dry(エクストラドライ)>Brut(ブリュット)>Extra Brut(エキストラブリュット )>Brut Nature(ブリュット ナチュレ)

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

アマゾンプライムで1本から送料無料

生産地:3点

買いやすさ:5点

売り文句:5点

こんな表現を読むと、美味しく感じるから不思議。この文章考えたテイスターさんすごいわ。

フレッシュで繊細な黄色いフルーツのアロマにユリやアカシアのフローラルなアクセント。柔らかくきめ細かな泡が、リンゴや洋ナシの様な溢れる果実味をやさしく包み込みます。

https://www.mottox.co.jp/search/detail.php?id=651819

アロマ:3点

フルーティーなマスカットフレーバー。とても同じグリッロとは思えない(いい意味で)

複雑性:2点

余韻:2点

たいがくんポイント:2点

普段甘口スパークリングの人が飲むと、やや辛口のいい塩梅なスパークリングかも。

総合評価:3.37点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com