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イスラエル

シャルドネ大絶賛の「ヤルデン」人気品種カベルネはどうだ?

ヤルデン・カベルネソーヴィニヨン

YARDEN Cabernet Sauvignon

参考価格:5400円

購入価格:3500円

産地:イスラエル

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

購入元:葡萄屋

インポーター:シールなし

同シリーズのシャルドネが最強の味わいだったため、期待感MAXで奮発して購入。

イメージとしてはボルドーの格付け2級クラスを味わうかのごとくテイスティング。

結論から言おう。

ブチギレです。

これが3千円オーバーと思うと、悔しくて悔しくて、、、涙。

3千円以上出すなら確実にボルドーで幸せになれるのに。

しかも希望小売価格5千円オーバーって一体何様って感じです。

はっきり言ってコノスル以下。

カベルネながらにメルロっぽさ満開。

とってつけたようなバニラテイストに紫系の腐ったドライフルーツ。

タンニンが少なく、酸味が強め。しかし謎のシルキーさが纏う訳の分からなさ。

複雑性も感じない「ザ・新世界千円以下カベルネ」なのに、嫌な後味はしつこく残る。

このワインが販売元の一番人気というのだから、驚き以外何者でも無い。

総じて高評価な販売元のレビュー年月をみると、2013年が一番最近だから、ビンテージで言うと2008年あたり。

この2015年ヴィンテージの評価はなかったので、ヴィンテージの差だと信じたい。

そう捉えると、今回の2015年は、私と似た感覚を持ってる人なら「確実に地雷ワイン」

まぁ、味わいに好みがあるのはさておき、

気に入ったワインの同じシャトー、同じ造り手だからといって、安心して高価格ワイン買うのは「絶対にダメ!」だという教訓。

あー気持ちわる、、、、は言い過ぎですが、価格と味わいのギャップに今年一番のがっかりワインでした。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。