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イタリア/中部

アブルッツオ=ダブルッツォ=モンテプルチャーノ

テッラ・ダーリジ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ/TERRA D’ALIGI MONTEPULCIANO D’ABRUZZO DOC

参考価格;1240円

購入価格:1240円

産地:イタリア/アブルッツオ州

品種:モンテプルチャーノ

購入元:酒類の総合専門店フェリシティー(楽天)

インポーター:株式会社未来堂

イタリアの銘醸地といえば、

トスカーナ、ピエモンテ、ヴェネト、ロンバルディア。

と、やや中央から北部が多いのですが、庶民価格のワインが多いのは南部。

そして、その土地特有の品種が各地の目玉ワインになっているので、それぞれの個性が楽しめて面白いです。

と、建前はここまでにして、

ほろ酔い状態で赤ワインを飲み始める(最初は泡か白)庶民的の感性では「低価格のイタリア土着品種ってどれも似たり寄ったり」に感じてしまいます。

北から、

ピエモンテ州のドルチェット

ヴェネト州のコルビーナ

カンパーニア州とバジリカータ州のアリアニコ

プーリア州のプリミティーボ

そして今回アブルッツオ州のモンテプルチャーノ。

香り、甘さ、酸味は勿論変わってくるのですが、

共通して言えるのが、

  • 味は濃いけど、コクがものたりない。
  • 謎のイタリア臭がある(イタリアの匂いとしか表現できない謎のニュアンス。韓国でいうところのキムチみたいな)
  • 割と飲みきれる(ハズレではない。)。
  • 2杯目で満足(あきるのが早い)。

ちらっと、触れましたが、まさに韓国で例えると、キムチ

キムチの種類も無限にありますが、普段キムチを食べない人にとって、「キムチはキムチ」でしかないですよね。

イタリア土着品種ワインもまさにそれ。一般庶民のワイン愛好家レベルでは、

トスカーナ州やピエモンテ州のメジャーワインである、

「今日はサンジョベーゼ(ネッピオーロ)飲みたいな♪」

はあっても、

「モンテプルチャーノ(アリア二コ)飲みたくなってソワソワしてきた。」

にはならないかと。

毎日5杯ずつ徹底して「お高い価格の」イタリア飲み比べに没頭すれば攻略できるのでしょうが、未だ味わっていない、世界各地のワインも数え切れないほどあるので、深追いしにくいところ。実際、そんなことする余裕があるなら、日本ワインの探求でもした方が喜ばれるだろうし。。。。

散々こき下ろしましたが、実際は全然、ありなワインですよ。

メダルシールペタペタ貼りまくっている某メジャー地域ワインやら、癒着がらみの〇〇ソムリエ厳選ワインより、ずっと高クオリティ。

送料無料まで残り1本。たまには変わったワイン飲みたいかなって時に、カートに追加するべきポジションのワインです。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。