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イタリア/中部

3千円キャンティなら間違いない説。

サンタ ヴィルジニア キャンティ 2018 テヌータ ラルニアノーネ

Tenuta Larnianone Santa Virginia Chianti DOCG

参考小売価格:3190円税込み

産地:イタリア・トスカーナ州・キャンティ

品種: サンジョヴェーゼ主体

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

キャンティ(サンジョヴェーゼ)は好きなワインではあるものの、当たり外れが大きいので、価格帯で安心感を判断してしまう部分があります。

今回は定価3千円クラスと、庶民感覚からすれば高級ワインですが、お馴染み鬼コスパシリーズからの1本。

買値は千円代前半ながらも、高級ワインを飲む気分で味わいながら飲んでみました。

外観は少し透過性のある黒紫で、コンポートされた赤系果実とすみれっぽい花の香が上品に漂います。

香りをずっと楽しめる額面通りの高級ワインアロマで、第一印象は抜群好印象。5分ほど香りを楽しんだあと、飲んでみてもニンマリ。

スゥーっとシルキーに喉元を通りながら、ザラついた渋味が舌の上に残り、そのまま長い余韻へと繋がります。

ただ飲みやすいで留まらず、グラデーションの変化を楽しめるお手本的キャンティ。

収斂性のあるタイプなので、苦手な人は一定数いるでしょうが、赤みのステーキと合わせる事で裾野は一気に広がるでしょう。

本日の組み合わせ

久々のサンジョヴェーゼだったので、集中して飲んでみました。

品種特性をしっかり感じれるメンテンスワインとして大満足の1本です。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。