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フランス/ローヌ地方

「グルナッシュ」あえて好き好んで買う人少なそう(偏見)

ブルネル VDP ヴォークリューズ・ルージュ グルナッシュ

Andre Brunel ViP de Vaucluse Rouge Grenache

参考価格:1130円

購入価格:1130円

産地:フランス / コートデュローヌ

品種: グルナッシュ/カリニャン/メルロ

購入元:葡萄屋

インポーター:株式会社稲葉

庶民のワインポイント:3.37点

当研究所では、未だグルナッシュの立ち位置がわからないでいます。

  • どんな気分の時に飲めば良いのか?
  • どのぐらいの価格帯が主流なのか?
  • どんな造り手がグルナッシュの名手とされているのか?(一応このワインの生産者は有名みたいです。)
  • 南仏?ローヌ?スペイン?銘醸地はどこか?
  • 具体的な味わいの特徴はなんなのか?

もう完全にお手上げです。

今回のこのワインも、ラベルを飲みながら飲んだ時は

「あーね、こんな味だったね。ぐるなっしゅ」

なんて理解したつもりでしたが、後日ブラインドで飲んだところ、

  • 色の濃さ=濃いめの紫、エッジに透明感→「カベルネフラン」
  • 粘性高く、熟成感漂わす→「テンプラリーニョ」
  • 香りは、カシス、バラ、ロースト、青野菜→「カベルネ・ソーヴィニヨン」OR「カベルネフラン」
  • 口当たりは、やや軽めで、イチゴ系の甘みが広がる→「マスカットベリーA」

もう、完全に錯乱状態。

結局、何かわからずギブアップして、「グルナッシュ」なんてネタバレしたところで、悔しくもなんともない当然の結果。

だからと言って、精力的に買おうとも思えないし、あまり売ってないし、、、

一度「絶頂グルナッシュ」味わえば印象も変わると思うのですが、大抵お高い奴はブレンドされてるんだよな(困)。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:3点

買いやすさ:3点

売り文句:4点

飲み終わった後に確認しましたが、生産者はシャトーヌフ・デュ・パプの名手とのこと。

予習しとけばこのワインの評価も変わったかも。

アロマ:3点

複雑性:3点

余韻:3点

たいがくんポイント:3点

可もなく不可もなく。でも、千円台前半のボルドーと比べるとこちらに軍配が。

総合評価:3.37点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。