プロの消費者がジャッジ、庶民のワインランクとは?

第6改訂版(2023.3.4~)

最近というかここ1〜2年、旧ワインランク(2023/2まで)では「ほぼCかB」「たまににAかS」しか評価することができなくなりました。D~Fがほぼない状態でワインランクとして機能していないのは皆様お察しの通り。

その理由は大きく分けて5つ

  • 地雷ワインを避けれるようになった
  • 地雷ワインを美味しく飲む工夫ができるようになった
  • 味覚が完全に安ワイン舌になったので、ワインを不味いと思わなくなってきた
  • 定価や高いワインを買わなくなったので「この値段でこれか」というのがない
  • ペアリングを極めてきたので苦手なワインがなくなってきた

要するにワインの飲み手として「覚醒」しました。※輸入されている健全なワイン※であればペアリング次第ではどんなワインでも美味しく頂けますし、千円前後のワインはある意味悟り(この値段だから〜というある意味諦め)を開いています。※生産工程において人的介入が多いワインや、消費者に届くまでに、仕入れ基準(輸入業者や中間業者)を突破してきてるが多いワイン※

すなわち、評価軸が大きく変わりました。

以前は
「何だこれ→不味い→一応飲める→美味しい→超美味しい」の感覚でしたが、

最近は

「劣化ワイン→これはこんなモノ→この値段にしては美味しい→個性があって面白い→鳥肌→ひれ伏すワイン」

と感じるようになりました。

庶民のワインランク評価改定 2023/3/5からの評価軸はこちら

S ひれ伏すワイン

A 鳥肌が立った

B 個性があって面白い

C 安く買えて勝ち組

D 至ってニュートラル

E ペアリングで化ける

F 劣化ワイン

もちろん定価ベースでの評価です。千円でひれ伏すワインと3千円のひれ伏すワインは値段分の開きがあります。500円でまともな味なら鳥肌が立ちますし、その味が千円ワインなら至ってニュートラルだということ。

異論反論認めない。単純に私がこう思ったからこう!って評価。

もちろん好みや偏見も含まれますが、購入元への忖度は一切ないのでご安心を。

そして、以前は「販売店様や輸入元様からの提供ワインは一切テイスティング日記には載せません」と当初は粋がっていましたが、5年以上活動を続けていると多少柔軟な対応も必要。

PRオファーがあればバッチリ引き受けます。その際、購入場所のところをみて提供品かどうかを読者の皆様は確認できます。

※庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

2019/7/24〜2019/8/28までのテイスティング日記は、旧100点基準、2019/8/29から5点満点方式。2020/2/12よりアルファベット評価、2020/6/23より新100点基準。2021/3/9より庶民のワインランクに変更。2023年3月より新たなワインランクに変更

過去はこのような形で評価してました。第5改訂版(2021.3.9~)

パーカーポイントなんて権威のあるシステムがあるのに、素人がワインに点数つけるなんてと萎縮しておりました。しかし、当研究所の大先輩サイトである「安ワイン道場」様のサイトを改めて研究していますと、読者視点で100点方式の方がわかりやすく感じ、2019/7/24より開始いたしました。

その後、何度も改定を繰り返しており、第4版以降違和感を感じつつも放置しておりましたが、読者さんから

「最初チラーと読んで、あとは主観の点数しか気にしてないよ!」

とご指摘を受けましたので大幅改定に踏み込みます。

もう、シンプルにいきます。

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば満足

E 味わいの満足感に対して高い

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない