オンラインワイン会も開催中

※ 庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

アメリカ

まるで90年代のスーパータスカン

キープ・ワインズ フィールドブレンド ヴァンダークォウスヴィンヤード 2019

Keep Wines VANDERKOUS VINEVARD 2019

参考小売価格:4620円

産地:アメリカ・カリフォルニア

品種: メルロ50%、サンジョヴェーゼ35%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、シラー5%

購入元:Tetsuya Wine Selections

インポーター:株式会社グラビテ

Tetsuya Wine Selectionsさんのブログを読んでから購入したセットの3本目。

ブルゴーニュワインから始まり、カリフォルニアのロゼスパークリングと、今の所お値段以上の満足度を得ております。

今回は「肉料理」にピッタリ合いそうな濃くてパワフルそうな雰囲気漂うブレンドワイン。説明書きにも「肉を食らうためのワインと太文字で書かれていますし期待が持てます。

ブドウ品種をご覧ください。メルロにサンジョヴェーゼ、さらにはカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーとくれば、これはもう、赤身肉を楽しむためのワインですよ。豊富な果実味と渋みが、噛み締めて美味しい赤身肉の美味しさを無限に高めてくれます!表現が下品ですが “赤身肉を喰らうための赤ワイン” です。

https://www.tws-online.jp/blog/tws-5botlles-box5/

ブログの冒頭では「90年代のイタリアのスーパータスカンを思い起こさせる赤ワイン」と説明されていましたが、90年代のスーパータスカンを飲んだこと無いので、私はこのワインを90年代のスーパータスカンとして記憶することに。

香りはボルドーの雰囲気。メルロー主体ながらもスパイス香が特徴的で、個人的にはシラーの要素が主張している気がします。定価4千円超えの額面通り、高級ワインの雰囲気はあり。理由は複雑性、と味わいの変化。ブレンド品種それぞれの表情が見え隠れしておりました。

悪く言うとまとまりがないですが、よく言うと1本通しで時間かけて飲むのに飽きさせないといえます。

しかし、2日かけて変化を期待して飲みましたが、しょっぱさと辛味の尖った要素が気になります。食事と合わせるとむしろ強みの要素なのですが、活躍できる場面が限っれる意味では難しさを感じました。

本日の組み合わせ

サーロインを焼肉のタレで。牛肉との相性は申し分ないのですが、焼肉のタレはミスマッチ。洋風ステーキソースが無難でしたね。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 日本で唯一毎日投稿してるおすすめ YouTubeワイン番組。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com