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チリ

世界一に輝いたカベルネだそうです。。

インドミタ グラン レセルバ カベルネ ソーヴィニヨン 2019

Indomita Gran Reserva Cabernet Sauvignon 2019

参考小売価格:980円

産地:チリ/セントラルヴァレー

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン90%、カルメネール10%

購入元:リカーマウンテン(店舗)

インポーター:株式会社都光

Indomita Gran Reserva Cabernet Sauvignon

旨安チリワインの新スタンダードを探るべく、最近インドミタシリーズに注目しているのですが、今回はインドミタの中でも看板ポジションとも入れるグランレゼルバシリーズ。

販売元のページを切り取って読んでいると、「世界一の評価!」ってフレーズが目立ち、紐解くとデキャンターってイギリスのワイン雑誌で評価され続けてるようです。

ともあれ、値段が値段(税別千円以下)なので、過度な期待を押し殺しつつ飲んでみました。

抜栓直後は、香り、味わいともに化粧っけを強く感じ、やられた感を抱きます。例えるならコンビニワインに置いてそうな印象(決して悪い意味ではない)。好みの差はあるのでしょうが、当研究所基準ではインドミタ キンタスの方が個性があって面白みを感じます(値段も変わりませんし)。

ただし、時間が経ってくるにつれクドイ化粧っけの香りはなくなり、違和感なく受け入れることができます。2日目以降は素直に「世界で評価されている」って文言も伊達じゃないと思えるクオリティでしたよ。

これは余談ですが、スペインの規定では「グランレゼルバ表記」を、赤ワインは最低60ヵ月以上うち樽にて18ヵ月以上と定められている長期熟成ワインの代名詞。しかし、このインドミタは2019年なので、チリにはその法則が当てはまらないようです。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):50点

生産地:3点

アロマ :7点

バランス :4点

余韻 :7点

複雑性:5点

買いやすさ:4点

主観:4点

総合得点:84点

庶民のマリアージュ

ラザニア、ピザトースト、うまい棒トンカツ味、ポリンキーbbq

チリカベはやっぱモンテスかなぁ〜(ちょっと高いけど)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。