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・テイスティング日記

「領域展開」を飲んで体現できるワイン。

グラハムベック ブリュット ブランブラン

Graham Beck Brut Blanc de Blancs

参考小売価格:3150円

産地:南アフリカ・ウエスタン・ケープ・ブレーダー・リヴァー・ヴァレー・ロバートソン

品種: シャルドネ

購入元:かめや

インポーター:モトックス

前評判の高い、みんな大好き「グラハムベック」。南アフリカのシャンパンと呼ばれている程人気が高く、当研究所でもその実力は織り込み済み。しかし、昨年、誕生日に白ラベルを飲んだ時に期待値を大きく下回ってしまったため、本命ブランブランでリベンジしてみました。

9度スタートで飲み始めましたが、抜栓直後は「はぁ〜??」って脳内で呟いてしまうほど素直に期待はずれ。気圧の低さ、凝縮度の低さ、香り、複雑性、深み、どれをとっても落第点で落胆していたのですが、10分もすれば開眼。

「南アフリカのシャンパーニュ」って文言に、シャンパンを飲む感覚で身構えていたのですが、このスパークリングは「高クオリティな南アフリカのシャルドネに、泡がおまけとしてついている」って認識で飲むと評価が180度変わります。ヨーロッパワインの模倣品ではなく、グラハムベックの独自性とロバートソンのテロワールを感じ取ることができるリッチな味わい。

当研究所の経験値で語らせてもらうと、定価4〜5千円の新世界シャルドネを飲んでいる感覚に匹敵します。

美味しいワインを飲みだすと「ゾーン」に入ることが稀にあるのですが、このワインは3杯目にゾーン突入。

フラグシップモデルのノイズキャンセリングヘッドフォンで、好きな音楽を聴きながら目をつぶって飲むと※領域展開※を体現することができます。

※以下参照※

呪術廻戦』に登場する戦闘技術。術式の最終段階であり、呪術戦の極致。 
これを習得し自在に使いこなせる者はごく限られている。 
術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する(自分が心の中で思い描く世界を結界の中に現実に創り出す)技。 
発動する際は指で印を組む動作を必要とする。しかし、異形のものたちである呪霊が使用するときは、口腔内に腕を生成して印を結んだり、腹に印を描いたりするというまさに人間離れした発動の仕方をする場合もみられる。 結界術の一種で「閉じ込める」ことに特化している。 
例えるならば空間支配能力的な代物で、発動と同時に術者の周囲の空間が術者の領域へと変化する。 
大幅に呪力を消費するが、絶大なメリットが2つある。 1つは、「環境要因による術者のステータス上昇」。 
領域の中はいわば「使用者の心の中」であるため、使用者は自身の能力をいかんなく発揮できる上、使用者が最も行動しやすい、いわばホームグラウンドのような環境になっており、術式の発動が速く強力になる。 もう1つは、「領域内で発動した術者の術式の絶対命中」。 
領域の中にいるということは「既に術式が当たっている」ことになるため、術式に基づく攻撃は必ず当たる。しかしあくまで当たるだけで、呪力によって防ぐことは可能。 また、その他のメリットとして術式や敵の領域の中和作用がある事が挙げられ、「領域展開への対処法は自身も領域を展開すること」と言われる所以はこの中和作用に由来する。(例を挙げると、ほぼ完璧ともいえる防御力を持つ五条悟の「無下限呪術」であるが、領域内においてはその「無限」すらも中和され、五条本人に攻撃をあてることが可能になる。) 一種の結界術である領域は閉じ込めることに特化した分外から侵入することは比較的容易だが、敵にとってみれば「領域内に入る=死」と同義であり、入るメリットは皆無。 強力な一方でデメリットもあり、前述のように呪力の消費が莫大である。 
一度使えば呪力を回復させるのに時間が必要なため、基本的には短時間で何度も使うことはできない。 
また、その起動は術式そのものにも大きな負担がかかるらしく、領域を解除した、または領域が消滅した後は術者の術式が焼き切れ、一定時間呪力による術式の使用が不可能になってしまう。 

https://dic.pixiv.net/a/領域展開

二日目にポテンシャルが上がりそうですが、気づけば90分ぐらいで完飲。

そりゃオバマさんも認めるワインですわ。

庶民のワインランク(詳細

S 納得できなかったら返金しても良いぐらいオススメ

A 好みの問題はあるけど、イチオシ。

B 定価以上の満足度

C 購入価格的には満足

D 定価がもう少し安ければ納得

E 購入価格がもっと安ければ納得

F もはや値段の問題ではない

今回のワインは:Bランク

このワインを最大限に楽しむシチュエーション。

  • ノイキャンヘッドフォンで領域展開

このグラスを進める理由はポッドキャストで!

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。