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フランス/ローヌ地方

地雷率高い千円以下の仏でも、ローヌなら大丈夫かもよ。

セリエ・デ・プランセスコート・デュ・ローヌ・グラン・レゼルバ

Cellier des Princes Côtes du Rhône grande reserve

購入価格:980円

産地:フランス/ローヌ

品種:グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー

購入元:地元の酒屋(リカオー)

輸入元:株式会社ルミノ・ヴィーノ

ボルドー、ブルゴーニュの次に有名な「コート・デュ・ローヌ」そんなローヌらしさを980円で味わえるのか試してみました。

ローヌと一言でいっても、範囲は広いです。

シラーベースの北部地区だったり、グルナッシュベースの南部地域だったりと、南北の地区で全く個性が変わってくるのですが、このワインはなんと、シラーとグルナッシュのミックス。

広いローヌ全体のイメージを大雑把に感じることができるのは間違いなさそうです。

紫色の濃い色だけど、透き通るぐらい濃淡は淡め。

酸味が少し舌先に残るが、タンニンとのバランスは比較的良い方なので、一体感のあるボリューム感を味わえます。

品種配分は不明ですが、ローヌ南部の温暖な気候が想像できたので、グルナッシュが主体となっていそうです。

しかし、若さゆえか、水々しさがあり、ボディーはライトに感じましたが、それは好み次第ということで。

赤ワインの枠組みで断言すると、千円台ボルドーや、2千円台ブルゴーニュは、名前が先行していて、総じてハズレ率が高いです。

しかし、フランスでも2大産地以外の地区名ワインなら、比較的高品質で安価なワインも揃っています。庶民のワイン的な感覚だと、掘り出し物は見つかりやすく、まさに狙い所ですよ。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com