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オーストラリア

まるでシャンパンの代名詞、まるでシャンパンじゃなかった

シャンドン ブリュット

CHANDON BRUT

参考小売価格:2800円ぐらい

産地:オーストラリア

品種: シャルドネ・ピノノワール

購入元:ヴェリタス(楽天)

インポーター:モエヘネシーディアジオ株式会社

日本一有名なシャンパンであるモエシャンドン社がオーストラリアで造ったのがこのシャンドン。

本家モエシャンドンの約半額で買えるのに、中身は一緒みたいな風潮が人気の秘訣。

娘が好きなキッズチャンネルの大御所、カホセイチャンネル夫妻がシャンパンうめぇ〜ってガバ飲みしていたのを観て無性に飲みたくなりました。

御大は氷を入れて飲んでいましたが、当研究所は冷蔵庫温度からスタート。

まるでモエシャンドンを暗示しながら週末の明るい時間に飲んでみました。

結論から述べると、モエシャンドンとは別物。まるでシャンパンとも言えない代物。

ヴェリタスさんでは「正規品」と謳っていたので偽物ではないようですが、当研究所基準からすると千円台ゲットのセットクレマンと同格かそれ以下レベル。

炭酸抜けてくるとアルコールが浮いてくるのでその辺りもご愛嬌。

味だけで判断すると安カバと同じぐらいの満足感なので、飲んでて「うめぇ〜」とはなりません。しかし、普段箱ワインで味覚を鍛えているので、美味しくは感じます。あくまでまるでシャンパンを期待するとコレじゃない感がでるという程度。

強炭酸でフルーティー。シャンパンと比較した場合、イースト香や蜂蜜の要素を感じるものの、ローストやナッツの風味は掴みにくいです。

しつこいですが、「まるでモエシャンドン」を期待したから「そうでもないな」と思ってるだけで、2千円でこのブランド力、味わいを味わえるとなると寧ろおすすめしたい銘柄ではあります。。

週に1本ぐらいしかスパークリングを飲まない人なら「モエシャンですよ!」なんて言ってもわからないでしょうからね。

知名度や気分ってやっぱり重要なファクターですよ。

注意:当研究所では、高級ワイングラスを利用し、適性温度でテイスティングしております。冷蔵庫温度や常温のワインをマシンメイドグラスで味わった場合とは感じ方がかわりますので、その辺り差し引いてご閲覧ください。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com