ドメーヌ・デュテルトル クレマン・ド・ロワール キュヴェ・サン・ジル
Domaine Dutertre Cremant de Loire Cuvee Saint-Gilles Brut N.V.
参考価格:2700円
購入価格:2125円
産地:フランス/ロワール
品種:ピノ・ノワール、カベルネ・フラン、シャルドネ、シュナン・ブラン
購入元:ワインクラブ30(フィラディス)
インポーター:株式会社フィラディス
今回はお高いワインなので、シラフの一杯目で飲んでいます。正常なテイスティングをしているつもりですが、風邪気味で喉を痛めていました。多少は影響していることを考慮し、話半分で読んでくださいね。
さて、フィラディスのスパークリングワインは、以前紹介した
ラ・グランド・コート クレマン・ド・ブルゴーニュ キュヴェ・プレステージ
が、昇天モノの素晴らしさだったため、同じぐらいの破壊力を期待してテイスティング。
結論としては、期待値が高すぎた分、落胆の度合いも大きい結果に。
販売元の説明としては、まろやか濃厚のコクがあるタイプだったのですが、千円以下で簡単に見つけれる癖の少ないあっさり系。
そうなんです。決して不味いとか嫌いと言うわけでなく、このワイン買うなら750円のスパークリングワイン3本買える事実がどうも引っかかってしまいます。
確かに、クレマン(瓶内二次発酵)でロワール(フランス白ワインの銘醸地)なのは、相場からすればお買い得でしょう。
しかし、それならそれで、このワインにしかないような独自性のある味わいが欲しいわけですわ。
一応捉え抜かりのないように、グラスも3種類で試してみましたが、フルートグラスが一番締まりが良くておすすめ。
品種自体は、4種類使用されているブレンドタイプなので、感覚を研ぎ澄ますと、多少は複雑性を捉えることができますが、物足りなさは払拭できませんでした。
確かに、2日目にはナッツの風味やコクが出てきて、シャンパーニュに少し近づいた気がしないでもないですが、その分泡も無くなっているので、いまひとつなワインでした。