シノン ル パラディ 2022
CHINON LE PARADIS 2022
参考小売価格:2899円
産地:ロワール地方・シノン
品種: カベルネ・フラン
購入元:リカオー
インポーター:株式会社ルミノヴィーノ
年末にリカオーさんの店頭セールで購入していたロワール地方のシノン。
カベルネ・フラン100%のワインはニューワールドではなかなかお目にかかれないので、「カベルネ・フラン」の味を覚えるのに適した地域が「シノン」と言われています。
とはいえ、ふらっと立ち寄った酒屋さんでは売ってないのがシノン。
ワイン専門店でも取り扱いが少ないですし、大抵は3千円超えてくる代物。
実際に当研究所に登場するのも2年ぶり4本目という少なさで、「お前がシノンを語るんじゃねーよ」とひとりツッコミしてしまいます。
久々なので最高の状態で味わうべく、ハンバーグを食べるタイミングで飲んでみました。
香りは甘くて濃い熟されたプラム系。イメージしていたカベルネ・フランとは違い、グルナッシュやシラーのような南仏赤ワインに近い印象。
飲んでみると身構えていた「甘さ」は控えめですが、「シラー」と言われても納得してしまうようなスパイス要素があります。
ただ、年に1本飲むか飲まないかのシノンなので、本来のカベルネ・フラン(シノン)がこのような味なのかもしれません。同生産者の2017年ビンテージを過去に飲んだブログを読んでみてもカベルネ・フランの特徴とされている「ピーマン」というワードはでていませんし、あまり教科書的なものに引っ張らるのもいけませんね。
ともあれ、ペアリングの相性もあって、飲み始め40分で飲み干してしまう美味しさ。
濃い系ワインを1時間以内で飲み終えるって相当美味しくないと無理ですよ。
『シノンが生んだ天国』ル パラディ。定価で購入しても納得できるクオリティでした。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Bランク
|