ベリンジャー カリフォルニア・シャルドネ
Beringer California Chardonnay
参考小売価格:1329円
産地:カリフォルニア
品種: シャルドネ
購入元:アマゾン
インポーター:サッポロビール株式会社
セールでまとめ買いしていたベリンジャーシリーズのエントリーライン。
なんとなく危険な雰囲気が漂っていたのですが、「日本人の味覚に合わせてたエントリーシリーズ」ということで玉砕覚悟で挑んでみました。
まず、シャルドネを飲む前に確認すべきことは、「樽の風味(バニラとかバターっぽい)」タイプなのか、「柑橘主体(スッキリ系)」なのかを知っておくこと。
コク甘タイプとスッキリ辛口タイプでは対極に位置する味わいなので、想定している味の真逆だと最悪な印象を受けかねません。
まずはサイトをチェック。
上位レンジのシャルドネは説明書きに「樽」としっかり記載されているのですが、このエントリーワインには「樽」の文字がありません。
HPによると、
シャルドネ種の果実味あふれるワインです。洋梨や桃のような香りと爽快な口当りが特長です。きりっとした風味が普段の和食や軽い食事を引き立てます。
https://www.sapporobeer.jp/product/wine/L278/
そして、アマゾンの販売ページでは白身魚の刺身、ちらし寿司とのペアリングを推奨しております。これはもう「スッキリ辛口タイプ」でしょう。
タイのお刺身や、巻きずしを食べるタイミングで登板させてみました。
外観は予想より濃い目、香りで嫌な予感しましたが、飲んでみて驚愕。
余韻で生クリームを感じるほどの強い樽要素。いや、これは樽ではなく、オークチップを混ぜ込んだような後付の樽感です。
キリキリのシャブリ系を身構えていたのでギャップで不味く感じます。
カレーを食べるつもりが、間違えてチョコレートを口に入れたような感覚です。
急遽バター系の料理を登板させて飲むようにしたものの、モヤッとはします。
アマゾン販売ページ内をくまなく読み直してみると、「樽の風味をおさえた、果実味あふれるワインです。」なんてあるから、一応「樽タイプ」って主張はしてるみたいなんですね。不覚です。
9度スタートで飲んで微妙に感じましたが、冷蔵庫でキンキンに冷やして飲むと良い感じでしたよ。
本日の組み合わせ
濃厚チーズの自家製ピザと合わせると美味しく頂けました!
娘氏の手作りピザにベリンジャーのエントリーラインの赤白をあわせる。安ワインでもプライスレスの至福ディナー
#庶民の晩酌 pic.twitter.com/aKjQZLX4VZ— 庶民のワイン研究所🍷箱ワイン伝道師🍷ワインの授業(Podcast) (@taigakunwine) January 17, 2023