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イタリア/南部

シャルドネはなんか嫌な予感するのです。

フェウド アランチョ シャルドネ 2018

Feudo Arancio CHARDONNAY 2018

参考価格:1000円以下

購入価格:961円

産地:イタリア/シチリア州

品種: シャルドネ

糖度:7度

購入元:フェリシティー(楽天)

インポーター:モトックス

庶民のワインポイント:

#アランチョ祭り たる買い煽りがなければ間違いなくスルーしてたであろうシャルドネ。なぜなら、私の抱いているシャルドネの高貴なイメージを変えてもらいたくないから。

繊細で、複雑性があり、上品な香りに、心地よい余韻、、、、。

決して値段の高い安いの問題でなく、自分の好きなシャルドネは冷涼地域タイプ。

過去に何本か南のシャルドネ(北半球の場合)で好きになれなかったので、今回も地雷前提でテイスティング。

某安ワイン道場師範殿のお言葉をお借りすると、

地雷っちゃ地雷ですが、「見えている地雷」なので、万全に装備してその爆発力を楽しむ、というのが手練れの安ワイン者のあるべき姿です。

これ、ブログとかやっている人にはあるあるかもですが… たまに「こりゃキッツいなぁ」ってのに当たるのもある意味歓迎だったりするんですよ。そういうのが無いと表現のコントラストが落ちるんですね(「全部美味い」じゃつまんないっしょ、と) そこをポジティブにdisるのが腕の見せドコロw

そう、別に嫌いなタイプでもいいじゃないか。

全部うまいじゃつまらない。キッツイのをしっかり発言してこそ「庶民のワイン研究所」

このワインの結論はもうお分かりでしょうが、きっついです。笑

決して飲めないレベルではないのですが、ワイン飲み始めの時に修行した量販店の動物系ワインや、ワンコイン系の硬度が高いタイプ。

ポジティブに捉えれば、ミネラルがしっかりとあり、豊かな果実味となんちゃらホニャララなんて言えないこともないですが、なんだかなぁ。

これまで味わった、アランチョ シリーズの白ワインはグリッロピノグリージョ「インツォリア」と、どれも大満足レベルだったので、無理やりシャルドネなんか造らなくてもよかったんじゃないって言いたくなってしまいます。

※あくまで個人的な感想です。あらんちょシャルドネうめーって感性の方を否定する意味ではございません。なにやら賞もたくさん受賞しているワインですし、そう言った人も一定数はおられるでしょう。m(_ _)m※

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:3点

買いやすさ:5点

売り文句:4点

さすがプロ。確かにこんな味わいでした。しかし、、、

パイナップルやアプリコット、青リンゴなど様々なフルーツの風味がいっぱい。フレッシュ&まろやかで、飲み応えも十分ある。完熟果実の魅力たっぷりの白ワインです。

https://www.mottox.co.jp/search/detail.php?id=641240

アロマ:3点

複雑性:2点

余韻:2点

たいがくんポイント:1点

地雷っちゃ地雷ですが、「見えている地雷」なので、万全に装備してその爆発力を楽しむことができました。

総合評価:3,12点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。