高畠ワイナリー 嘉 (yoshi) 2020年
参考小売価格:税込み1922円
産地:日本・山形
品種: シャルドネ、ピノ・グリ、ピノ・ノワール
購入元:うきうきワイン
製造:高畠ワイナリー
デキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズや世界三大ワイン・コンペティションと言われる
IWSCで気になっっていた高畠ワイナリー。
意外と手の届く価格帯も売られていたので、うきうきワインさんのクーポンを発動させて購入しました。
まずは期待値の高いスパークリングから。
販売店のセールスコピーは
繊細さと複雑みが増した
奥行きのあるスパークリングワイン!
そのフレーズを素直に受け止めると、1万円のシャンパンクラスを期待してしまいますが、逆に「どうせ大したこと無いんでしょ。」と身構えることが出来たので、自然体で挑めました。
色は肌色〜銅色の要素が強く、ブラン・ド・ノワール(黒ブドウの白)の様な雰囲気をだしており、高揚感をいだきます。
「ふふふ、ピノ率高いんですね」なんて一人語らいながら飲んでみると、シャンパンとは全く違う味わいに驚きます。
品種配分は記載されていませんでしたが、ワタシ的にはピノ・グリ40%、ピノ・ノワール35%、シャルドネ25%の気がします。
千円台スパークリングは、品種とか国が同じなら似たような雰囲気なのが大半なのですが、今回のスパークリングは高畠ワイナリーさん独自の味わいと称してもおかしくないオリジナリティがあります。
注ぎたて強炭酸から入り、短時間で微発泡に変化。フルーティーなのに超辛口って言えるほど切れ味抜群のドライタイプで、爽快感MAX。
ドッカンとわかりやすい味ではないのですが、グラスを回しながらゆっくり楽しむ繊細なタイプ。しかし、謳われているような奥行きや複雑さは感じないのでそのあたりはご愛嬌。
味は全然違いますが、方向性的には高品質(2千円中盤)のプロセッコ(イタリアの有名なスパークリング)を飲んだ時の満足度に近いので、「日本ワインって贔屓目フィルター」を度外視しても高評価でした。
本日の組み合わせ
小腹が空いた夕方にミックスナッツと
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Bランク
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