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アメリカ

安売りでゲット。初体験、カリフォルニアワインの父

ロバートモンダヴィ プライベートセレクション ピノグリージョ

ROBERT MONDAVI PRIVATE SELECTION PINOT GRIGIO

参考価格:2661円

購入価格:1257円

産地:アメリカ/カリフォルニア

品種:ピノグリージョ

購入元:リカオー (地元の酒屋)

インポーター:株式会社ルミノ・ヴィーノ

庶民のワインポイント:66.3点

映画モンドビーノで、悪役のごとく紹介されている「ロバート・モンダビィ」。

しかし、ソムリエ教本には、「カリフォルニアワインの父」と称されているので、知名度は抜群の造り手。

庶民には無縁の「オーパスワン」といえば、彼を知らない人でも聞いたことあるのではないでしょうか。

当研究所ではお恥ずかしながら、これが初の「モンダヴィワイン」なので、精神統一してテイスティング。

まず抜栓してびっくり。

プラスチック系コルクにやる気のなさが感じるが、裏を返せば、「無駄なコストを省いて消費者に還元してますよ」とも受け取れるので、ネームバリューがその辺りをカバーします。

ピノグリージョ(ピノグリ )はあまり飲む品種ではないですが、ほのかに甘いフルーティタイプと記憶しております。

しかし、このワインの香りは、

薬草 エタノール、芝生、火打ち石、貝殻。。。

まるで果汁感ゼロ。

ネガティヴ的に例えると、子どもの頃にのんだ液体の風邪薬。

嫌なワインに聞こえますが、実はこれ、「好きな人一定数いるでしょ。」的なポジション。

ロバートモンダビの知名度から、大衆受けする、わかりやすいワインのイメージが強かったのですが、「完全に玄人向けの味わい」

苦味、ドライ、正露丸、ミネラル感も兼ね備えており、料理に合わせやすいい一方で、嫌いな人は絶対に受け付けないだろう味わい。

レストランでこのワインをグラスでサーブしている店があったら、その勇気と自信に敬意を示し、通ってしまいそう。

ちなみに、このビンテージは2014年。ネットで売っているのは2016~2017でラベルもインポーターも変わってました。

レビュー見ても同じワインと思えない感想ばかりだったので、新しいビンテージとは味わいが別物かも。。

庶民のワインポイント 

(点数の詳細はここをクリック)

価格:87点

生産地:41点

買いやすさ:80点

売り文句:50点

ビンテージ違い全くの別物になっている可能性もあるので、中間点にしておきます。

アロマ:25点

複雑性:85点

余韻:36点

たいがくんポイント:87点

当研究所では変わった味わいのワインを贔屓目にみてしまいます。

加算点前の平均:61.3点

メディア:0点

生産者:5点

SNS:0点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。