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イタリア/北部

まるで上級者用のプロセッコ

RDO レヴァンテ プロセッコ エクストラドライ コネリアーノ ヴァルドッビアデネ 2021

R.D.O. Levante Conegliano Valdobbiadene EXTRA DRY Millesimato Masottina

参考小売価格:3850円

産地:イタリア・プロセッコ

品種: グレラ

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

大注目の「シン・ワインセット」で目玉ポジションとして注目していたワイン。

千円前後のプロセッコに慣れている安ワイン者として、定価4千円近いプロセッコは高嶺の花。このプロセッコを飲むことで千円プロセッコに戻れなくなることを心配しながら飲んでみます。

温度は冷蔵庫取り出しからスタートしましたが、青りんご風味をしっかり感じます。

飲んでみると千円プロセッコとの明確な線引きができなかったのですが、冷やしすぎが原因だと思い様子を見ることに。

しかし、千円プロセッコと代わり映えしないと思いながらもグラスを持った手が止まらなくなりました(結局冷え気味のまま完飲)。

スッキリとしたカジュアル系なのに骨格がしっかりしてるんですよ。

くせっ毛なく、インパクトに欠ける反面、繊細でわかりにくい美味しさがあるんだろうなと感じています。スパークリングの良し悪しは「コクや濃さ」に意識が持っていかそうになりますが、飲み疲れしない上級者ワインってところでしょうか。

普段飲んでるプロセッコが「金麦」だとしたら、このプロセッコは「青色のプレミアムモルツ」。

3ヶ月に1本程度の金麦しか飲まない人が、プレモルの違いを明確に言語化できないように、プロセッコを3ヶ月に1本程度しか飲まない人は、この上級プロセッコの良さを理解するのは難しいかもしれませんね。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。