ロゴタジ・シラーズ/カベルネソーヴィニヨン LOGODAJ SHIRAZ CABERNET SAUVIGNON
参考価格&購入価格:1080円
産地:ブルガリア
品種:シラーズ/カベルネソーヴィニヨン
購入元:近所のローソン
インポーター:三菱食品株式会社
ワインのみならず、日用雑貨類を定価購入することに抵抗があり、コンビニは旅先でしか利用していませんでしたが、ワインブログ大先輩、
が面白そうに「ツイッターでヴァーチャルワイン会」していたので、波に遅れましたが「初稽古」してみました。
まず売り場に行ってびっくり。コンビニのワインコーナーって意外と気合い入っとるんですな。
「〇〇ソムリエ厳選」「〇〇賞受賞」「神の雫ワイン」「〇〇評論家大絶賛」
いかにもハズレ臭の漂う謳い文句に、つい鼻で笑ってしまいましたが、今回のワインはそんなラインナップでも一押しコーナーにポジショニングしていたので、マーケティング側の自信が、淡い期待感を抱かせてくれます。
まず、スクリューキャップが好印象。
そうです、庶民のワインのポイントでもある「気軽に開けて飲める。」は重要な要素。
そして、造り手(メーカー)の「格式より効率」「飲めば気にいるはず」みたいなメッセージが、たかがキャップに込められている気がして、いつもテンション上がります。
さて、ワインですが、撮影ポジションでグラスに注いだ瞬間漂う、力強い「人工的アロマ(褒め言葉)」にニッコリ(勝利を予感)。しかし、鼻を突っ込んでクンクンしてみると、腐ったプラムで嫌な予感が、、、、
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グラスを回すと、アメリカンオークのミディアムロースト的なヴァニラ要素、エタノール、黒胡椒、合皮ベルトと一定の複雑性は持ち合わせています。
ハードルがある程度下がったテンションで口に含むと
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ん、、、、、、んんんんんんんん、、、、、、、
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おぉ、おお
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す、、、、好きかも、、、、、、、。
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師範は甘いと評されておりましたが、私が普段味わっている価格帯ワインのハズレ甘口ワインに比べたら、「ハイチュウグレープ」と「人工甘味料の微糖コーヒー」ぐらいの差がありますよ。
粘性の高いわりに、口当たりや喉ごしがライトに感じるので、本当に「シラー&カベルネ」なのか疑い深くなりますが、逆にブラインドで飲んだら絶対に当たらなかったであろう、「初めまして感」に懐かしさを抱きます。。
そして、新鮮味といった意味で、今宵このワイン試せたことが大きな「稽古」となったことは言うまでもありません。
余韻がさっぱりしすぎて逆に笑えますが、安ワインレンジでありがちな「毒々しさ」がなかったので、このまま1本空けても、スッキリなお目覚めになりそうです。
ウンチクでワインを飲みたいような人や、気取って斜めに構えて飲む人には向いていないですが、「大学生の家飲み」「低所得者層の食後」「アル中のブランチ」に最適な1本です。
これをきっかけに、コンビニワインシリーズ定番化の予感。