ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ ジュール バレ 2018
Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Rouge Jules Barret
参考小売価格:3500円
産地:フランス/ブルゴーニュ/オート コート ド ボーヌ
品種: ピノ・ノワール
購入元:CAVE de L NAOTAKA
インポーター:ピナクルワイン株式会社
1本目から好印象だった、販売店さん(カーブドエルナオタカ)渾身のブルゴーニュセットの2本目。紹介されている順番が一番あとのワインだけに、このワインの良し悪しがセットの満足度を左右すると言っても過言ではない重要な1本。忖度なく純粋な気持ちで飲んでみました。
香り強さは1本目のルシアン・ボーヴェルネイより強いですが、赤果実系主体のやや単調に感じるニュアンスなので、華やかさに欠ける第一印象。
飲んだ感じは、しょっぱさと酸味の尖が多少気になりますが許容範囲。よく言えばミネラル感が心地よいですが、悪く言えば硬い飲み心地。
フィニッシュにかけて優しく纏まってくるので、ポテンシャルの高さは感じます。
そして、飲み始め30分ぐらい経過すると徐々に華やかさが現れ、液体の濃密度が濃い事に気付き評価がグッと上がってきます。
1本目のルシアン・ボーヴェルネイが即飲みタイプなら、こちらはゆっくり時間をかけて楽しむワイン。
陰性オーラを感じる雨の日の午後にぴったりな1本ですが、食事との兼ね合いで大化けする味わいでもあります。気軽に飲むよりは場面をしっかり見極めて飲んでもらいたいタイプです。
1本目のオート・コート・ド・ニュイ(北ブルゴーニュ) VS 今回の オート コート ド ボーヌ(南ブルゴーニュ)
そんな産地比較ができた意味でも、セットワインのセレクトにセンスを感じます。
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庶民のワインポイント
値段(小売):30点
生産地:4点
アロマ :7点
バランス :6点
余韻 :6点
複雑性:8点
買いやすさ:3点
主観:7点
総合得点:71点
庶民のマリアージュ
販売店では、すき焼き、ビーフシチュー、スペアリブなどの肉料理と紹介されていますが、それを言われると何も言えないぐらい「濃い味付け系肉料理」との相性は抜群です。頑張って振り絞っても牛すじの煮込み、肉じゃがとかの肉料理しか思い浮かばないですわ。
白ワイン好きならシャルドネバージョンのセットもあるよ↓
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泡好きならこれが一押し↓
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