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イタリア/南部

南イタリアのワインを嗜んでたら玄人っぽいでしょ

イ・ペントゥリ・アリアニコ

I PENTRI AGLIANICO Beneventano

参考価格:1480円

購入価格:1480円

産地:イタリア/カンパーニア

品種:アリアニコ

購入元:酒類の総合専門店フェリシティー

インポーター:株式会社フードライナー

世に出ているワイン品種、全てカバーするつもりでも、つい好きな品種に偏ってしまいます。

研究所と謳っておきながら、それではまずいと、気を引き締める次第でございます。

さて今回の紹介する品種「アリアニコ」。前回の味わった、ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ・アリアニコ・デル・ヴルトゥーレ・ピポリから約1ヶ月たっておりました。

しかし、どんな味だったか覚えてるか?と問われると、自信をもって覚えていると答えれます。

よくワイン本なんかに、品種を比喩して表現されていますが、私の場合は、

アリアニコはアリアニコでしかない。

ということ。

ここで、ワイン本に沿って考えてみると、

ふくよかな果汁味、ブラックチェリー、腐葉土、、、、なんて表現されていますけど、

じゃあ、

「ふくよかな果汁味」「ブラックチェリー」「腐葉土」とはどんな味わいぞや?

もっとわかりやすく言うと、「バナナ」「いちご」とはどんな味ぞや?

そんな風に掘り下げると、果たしてどれほどの人間が的確なアンサーをだせるのだろうか。

つまるところ、私の私見ではありますが、

「アリアニコ」はアリアニコでしたかない。

別品種で例えても、ピノ・ノワールがピノ・ノワールでしかない。

コーラはコーラであるように、もう、これでいいんじゃないっすかね?って思います。

この話題に別機会に掘り下げるとして、このワインの話に戻します。

飲めるっちゃ飲めるけど、グラスが進まないタイプ。

1500円前後と、庶民には少し頑張った価格帯のワインながら、ニュアンスはまさに「イタリア安ワイン」

1日1リットルのワインが私の通常の消費量ですが、このワインは半分飲み切っただけで、翌日の激しい頭痛。

悪い保存剤や薬品使用の実態はわかりませんし、因果関係は不明ですが、都市伝説でないことは人体を通じて痛感しています。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。