ユベール・リニエ・アリゴテ・オーポワルロ 2018
Hubert LIGNIER ARIGOTE Aux Poirelots 2018
参考小売価格:2700円
購入価格:1867円
産地:フランス・ブルゴーニュ
品種: アリゴテ
購入元:鬼田酒店
インポーター:ラックコーポレーション
アリゴテ3連発最終日は、3本の中で一番ヴィンテージの若いワインです。
生産者は「ユベール・リニエ」さんで、インポーターの紹介ページを読む限り、そこそこのネームバリューはありそうな印象。ただし、同一生産者の追っかけなんてしない庶民には「今、目の前にあるワインが旨いか不味いか」に興味が集約されるのではないでしょうか。
何となくお察ししてくれたかもしれませんが、アリゴテを3連続で飲んで出した結論は、このワインは前2本と比べると明らかに上級者向け。
初めは薬箱や蝋燭のようなオフフレーバーの要素が印象的で、地雷と判断しかけましたが、じっくり探りながら味わいうと、複雑に絡み合う様々な要素の集合体のような気がしてきました。濃密で果実味をしっかり感じられるのに、果物要素が全く取れず、表現するのに難しいタイプ。
樽の要素を深掘りしながら飲むと、腐った木の要素が見え隠れし、「癖」ととるのか「個性」と受け入れるのかで評価が大きく変わってきます。
個人的には飲んでいて面白い反面、グラスの進み具合は遅く、体は正直に反応しているといったところ。
アリゴテ3連ちゃんテイスティング、全て飲み終えた結果は、生産者は違えどある程度古いヴィンテージの方が、尖がなく綺麗に纏まっていました。
しかし、それが果たしてビンテージの問題なのか、造り手の問題なのかは、今の私レベルでははっきり判断ができず、今後の課題として深く受け止めます。
庶民のワインポイント
値段(小売):37点
生産地:3点
アロマ :4点
バランス :6点
余韻 :5点
複雑性:8点
買いやすさ:2点
主観:6点
時間経過と共に変化する味わい(いい方向に変化)。ブルゴーニュワインはアリゴテでもじっくり時間をかけて味わうべきですわ。
総合得点:71点
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庶民のマリアージュ
- 小籠包
- ホットケーキ
- ポテトサラダ
- フォー
- じゃがりこチーズ