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出張報告

泉明宏プレゼンツ、ワインの授業反省会2022 in大阪

ワインの授業が視聴者参加型のサードシーズンに移行して6ヶ月。

ワイン初心者代表として番組を盛り上げてくださっているAzuki58さん酒井聡さんを中心メンバーに、大阪で2022年の反省会を行っておりました。

そして、大阪といえば「スーパーワイン営業マン」泉明宏さんを忘れてはいけません。

スーパーワイン営業マンである彼は、美食家であり、ワイン有識者であり、恐妻家として知られております。ワインの動画配信活動もされており、一般庶民として優れたワインコーディネート能力を披露されています。

ポッドキャスト(ワインの授業)が継続できているのも彼のトーク力があってこそですし、私も頭が上がりません。そんなワイン有識者である泉明宏さんが今回のワイン会(反省会)を完全プロデュース。

お店選びから、予算調整、ワインセレクト、ファシリテート、写真撮影、全てを任せておりました。ここ2年ほどワイン会をブログに書き起こすのは億劫になっていましたが、関西ワイン界隈は泉におまかせ!になるだろう歴史の1ページとして、議事録を残しておきます。

場所

西玉水 (HP)

大阪府大阪市中央区島之内2-17-24 

鯨料理とワインのマリアージュなんて一体誰が思いつくのでしょう。お店のHPを見る限りワインの雰囲気など一切感じません。

正直な所、クジラ肉は捕鯨問題や給食の竜田揚が不味かった説など、ネガティブな側面に抵抗がありました。

しかし、泉明宏という大船に乗り、初の鯨料理に挑みます。

のれんから漂う老舗のオーラ。

1階がカウンターで、2階が個室となっており、本日は個室を利用。

昭和を感じる雰囲気ですが、換気扇に埃が溜まっていないレベルで清掃が行き届いるので居心地が良いです。

そして、泉さん、なんと全員分のワイングラス持参です。

しかも、ワタシが愛用している木村硝子ミツコ14オンスで統一です。

水垢や指紋が一切ついてないレベルで徹底的に磨かれています。オモテナシ能力高杉です。

電車でワイン6本とグラスを抱えてやってきてるのですよ、かっこよすぎじゃ無いですか?

そして1本目のシャンパンがまた良い感じに冷えてやがってます(7度ぐらい)。

シャンパーニュ パルメ / ブリュット・レゼルヴ

参考小売価格:7590円

産地:シャンパーニュ

品種: シャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、ムニエ10%

インポーター:株式会社都光

実は贈答用にセラーで眠らせてるワインだったので、味見できた意味でもファインセレクト。一口飲んで思わずキザにグラスを回してしまったほどです。抽象的な言葉になりますが気品があります。一口あたりの容量を少なくして舌全体に液体を馴染ませながら唸ってました。「ワイン会主催考察」で話していた「ワイン会の後半は、酔って味わうことなくなるから、高いワインから順番に提供すべし」を実践していて感動です。

そんなシャンパンを前菜と嗜みつつ、鯨はお造りからスタート。

女将さん曰く、最高級の鯨を最良の方法で処理しているため、唯一無二の鯨肉が楽しめるとのこと。そして、このお造りとシャンボール・ミュジニーの組み合わせが絶品だということで泉さんがドヤリング。ある意味2品目にして本日のピーク。忖度ないメンバーの目が光ります。

ユドロ・バイエ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール

参考小売価格:4510円税込み

産地:ブルゴーニュ

品種: ピノ・ノワール

インポーター:株式会社ヌーヴェルセレクション

本来ならプルミエクラスを選択したかったと思います。しかし、私の懐具合を気にしてくださった予算の関係上、苦肉のACブルゴーニュだったのかもしれません。

しかし、ACブルでも生産者情報を泉さんプレゼンすることで、シャンボール・ミュジニー感が出てきます。そして問題の鯨肉は「牛肉のたたきと鮪トロ」がハイブリットに組み合わされた味わい衝撃を受けます。噛みごたえがある肉質でトロミがある旨味。すりおろしたワサビと、パンチの効いたミョウガと合わせることで立体感がでます。

ワインと鯨を別々に味わって美味しかったので、マリアージュとしての感動は薄れてしまいましたが、高い期待値の枠内には収まっています。

そして、次の料理に合わせた白ワインが登場

ヴァンサン ラトゥール  ブルゴーニュ ブラン

参考小売価格:3740円

産地:ブルゴーニュ

品種: シャルドネ

インポーター:株式会社都光

ワイン初心者が多いメンバー構成の為、あえて王道多めにセレクトされたとのこと。

ムルソー事変でAzuki58さんを白ワイン沼に落とせなかったので、ある意味リベンジ的に用意してくれたのかもしれません。料理は何だったか写真をみても思い出せませんが、このあたりになると料理とワインよりトークに意識が向いてしまいますからね。

そこからは「ウイスキーVSワイン論争」「ハニー派はGLAYでいいやん説」「宇宙世紀しか認めないVS コズミックイラも認めるべき論争」「たい焼き尻尾から食べる人はサイコパス説」「歴代パワプロの選手能力全員言えるかチェック」「コテンラジオ考察」「不妊治療は300万円でコミットできるマル秘情報」「シェインはファッション業界からも注目」「合法〇〇で飛ぶ」「有名オンラインサロンの実態」「リコリス・リコイル」「実話、料理組合体験記」「日本捕鯨の悪いイメージは中国人の陰謀説」「MOGEの胡散臭さはやばい」などを語りながら、泉おすすめの土着ワインで箸休め。

サザンライト ピノタージュ

参考小売価格:4950円

産地:南アフリカ

品種: ピノタージュ

インポーター:?

ロサダ ゴデーリョ

参考小売価格:2970円

産地:カスティーリャ・イ・レオン

品種: ゴデーリョ

インポーター:株式会社都光

このあたりのワインはほぼ記憶にないのですが、エチケットがクジラだったり、はじめて知った品種だったりと、味を覚えてなくてもエンタメ性高いです。

そして、「やっぱバローロだよな〜」って思わせてくれる王道締め。

バローロ 2018 ローザ デル オルモ 

参考小売価格:2508円

産地:バローロ

品種: ネッビオーロ

インポーター:株式会社都光

クジラのステーキや鯨カツレツのタイミングで開けたので、組み合わせの良さは語るまでもありません。個人的にはMVW(モーストヴァリアブルワイン)に選んだ1本。バローロにしてはお安い定価で危険な香りはしていましたが、「EU大手スーパーで人気」という触れ込みは伊達じゃありません。

そんなこんなでワインが足りず、追加瓶ビール締めなんてやってたわけですが、ウイスキー勢はウイスキーで締めたいとなり、泉おすすめのワインバーへ移動。

泉さんのエンジンは酔ってからがトップギア。わざといじられるように喧嘩を売って返り討ちにあったり、人を楽しませる事に関して努力を惜しみません。ちなみにワイン以外にも洋楽ロック有識者というっことで、熱いロック魂を語っておりました。

気づけば終電前にきっちり帰られており、お会計もスマートに済ませている人格者です。

関西でワイン会やるときは彼の仕切りで間違いないです。お店とゲスト含めて三方良しをコーディネートできる優秀なワインプロフェッショナル「泉明宏」詳細は↓

リンク集:https://lit.link/wineizumi

メール:wine.pro.izumi@gmail.com

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お知らせ

12/18は庶民のワイン研究所初の一般公開オンラインイベント開催。

Azuki58さん提供による、歴代ゲストの高級ワインブラインドテイスティング。

オンライン交流会もありますので、皆さんのご参加をお待ちしております!

詳細はこちら

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 日本で唯一毎日投稿してるおすすめ YouTubeワイン番組。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com