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スペイン

初カルディでくしくも地雷。やっぱ通販だよなぁ。

エル パソ ロゼ 2018

EL PASO DEL LAZO 2018

参考価格:800円ぐらい

購入価格:700円ぐらい

産地:スペイン/カスティーリャ

品種: テンプラニーリョ

糖度:七度

購入元:カルディ

インポーター:株式会社オーバーシーズ

密集地隊、レジ前の地獄絵図、狭い通路、国ごとに別れていない陳列、ホコリかぶったボトル。

人気の秘密が謎のカルディワインですが、バーチャルワイン会でのお題がロゼだったので急遽店舗購入に迫られ行ってきました。

自粛要請にも関わらずの満員御礼で、通路を通る時はカニ歩き必須。レジも行列で、キャッシュレス利用してる人がいないことがプラスして進みが遅い。

そんな中、ツイッターで教えてもらったスパークリングと、こちらのロゼを購入。

動機としては、第一に安売りのポップ。そして安くても安心なスペイン産と未経験なテンプラニーリョのロゼを体験してみたく購入。

初日は、コンビニのロゼスパと濃いめのラザニアを満腹食べた後だったので、水に感じましたが、本日しらふの状態で改めてテイスティング。

結果は、残念ながら水で薄めたさくらんぼジュース。いや、水にさくらんぼを1個だけ入れた状態のただの水って表現した方がよいかもぐらい薄い。

どんなに想像を膨らませても、とてもブドウ果汁だけで造られたとは思えないぐらい水。

では、水のようにガブ飲みできるかと問われれば否。

硬水の癖のある奴と言えば伝わるでしょうか、飲んでいて喉に突っかかりがあり、チビチビしか飲めないのです。

重たいし、割れるリスクありますし、夏場だと温度も心配ですし、まとめ買い派の私としては「専門店(酒屋)」さん以外のリアル店舗を利用するのにますます抵抗が生まれました。

それでも一度の買い物で判断するのはナンセンスなので、カルディ人気の秘密が分かる人は是非ご教授願いたいところです。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:2点

買いやすさ:5点

売り文句:1点

テイスターさんの想像力と文章力に拍手。

桃やアプリコットなど白い果実の香りに、ラズベリーやベリーなど赤い果実の香りが広がります。白い花やペッパーの香りも伴い、余韻に続くスパイスとほのかなタンニンが心地よい、果実の豊潤さを楽しめるロゼワインです。

https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/8436539762096

アロマ:1点

複雑性:0点

余韻:1点

バランス:2点

嫌な雑味はないです。

たいがくんポイント:2点

飲めないほどではなです。しかしこの価格帯でも爪痕残せるワインはありますよね。

総合評価:D(費用対効果の低いワイン)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。