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フランス/ロワール地方

本家の仏産ソーヴィニオンブランは、新世界S/Bとどう違うのか。

ヴィルボワ・フルニエ バロン・ド・マムール トゥーレーヌ・ソーヴィニヨン・ブラン

Villebois Fournier Baron de Mamour Touraine Sauvignon

参考価格:2376円

購入価格:1870円

産地:フランス/ロワール/トゥーレーヌ

品種:ソーヴィニオンブラン

購入元:ワインクラブ30(フィラディス)

インポーター:株式会社フィラディス

庶民のワインポイント:77.7点

ソーヴィニオンブランといえば、「ニュージーランド」「チリ」が安価で味わいにも定評があります。

しかし、ワイン基礎本にソーヴィニオンブランといえば?で、必ずといっていいほど書かれているのが、「フランスのロワール地方」。

そして、具体例として紹介されている、そのフランスのソーヴィニオンブランは見事に「高い」

3~5千円がデフォルトなので、庶民の感覚からすれば、

「ソーヴィニオンブランごときで3千円以上だせるか!」

が正直な感想でした。

  • しかし、ついに見つけましたよ。2千円以下。
  • しかも「トゥーレーヌ (ロワール地方の中の地区名)。
  • そして、インポーティドゥ バイ フィラディス♫

麻雀で例えると3翻なので、満貫には届きません。

でも、これが親のターンだと十二分なダメージを相手に与えることができます。

すなわち、飲むべきタイミングさえ間違えなければ、「感動や幸福」が得られるワイン。

前置きが長くなりましたが、いざ実飲。

「えっ、これニュージーとかチリと何が違うの?」

そうです。変な期待値を高めてしまうと、肩透かしをくらってしまう悪い例。

ワイン自体は「中の上ランク」でも、気持ち的に「上ランク」をイメージしてしまうと、「中の下ランク」を飲んでいる気分に陥ってしまいます。

しかし、翌日の昼になって「このワインの真価」が分かります。

「あー、早く帰って残りのトゥーレーヌ 飲みたいなぁ。」

そうです。高級ワインにありがちな、余韻が次の日まで続いてたやつです。

その風味ずばり「青リンゴ」。完飲した今でも書いてたら恋しくなってしまいました。

庶民のワインポイント

価格:81点

生産地:73点

買いやすさ:85点

6本で送料無料

売り文句:90点

感じ方は私と違っておりましたが、マトを得たコメントで素晴らしい。イントロ部分は当研究所と同じような流れだったので、読んでいて楽しい商品紹介でした。https://firadis.net/item/789.html

アロマ:67点

鼻を近づけると、はっきりとわかる「ソーヴィニオンブラン」

複雑性:69点

ソーヴィニオンブランの具体例的なニュアンスは全て含まれてます。

余韻:78点

次の日に不意に思い出せるクオリティ。

たいがくんP:79点

第一印象が平凡に感じたので。。やはり本場を楽しむなら『サンセール』や『プイィ・フュメ』かな。

加算点前の平均:77.7点

メディア:0点

生産者:0点

SNS:0点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。