※ 庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

イタリア/南部

シチリア島の伝統的品種ですよ

クズマーノ ルチド カタラット 2018

CUSUMANO LUCIDO SICILIA DOC 2018

参考価格:1200円

購入価格:1200円

産地:イタリア/シチリア州

品種: カタラット

購入元:かめや

インポーター:フードライナー

クズマーノ カタラット 2018

3月からワイン会の自粛期間が長かったため、従来ワイン会用で当てがってた費用を、家飲みワイン用に回しておりました。

具体的にコロナ前は500〜1800円がメインでしたが、最近は1500〜2800円と贅沢価格のワインを購入しています。

だんだん昔のワインを消費していくと、在庫しているワインも必然的に高ワインの比率が多くなり、いくらで買ったか定かでないワインは、2000円前後って意識が芽生えます。

つまり、必然的に毎回期待値を高くみつもり、

「高ワインの癖に安っすい味しやがって(怒)」

なんて思うこともあります。

はっきり言って千円前後のワインが、どんなにバランスが崩れたお粗末な品質や、毒っ気たっぷりの人造ワインだったとしても、ネタとして楽しめるから良いのです。

で、問題の今回のワイン。

第一印象は、「高ワインの癖に安っすい味しやがって(怒)」

でしたが、値段見て評価が180度変わり、「値段の割りに美味しいね」

となります。

一応庶民のワインポイントなんて当てがってますが、所長としての個人的満足度は、

  • 千円以下 飲めればOK
  • 千円台 勉強になればOK
  • 2千円台 美味しいと感じなければアウト。
  • 3千円以上 感動マスト

となります。すなわち、結果的に高ワインは厳し目の評価、低価格ワインは甘い評価となるわけです。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:3点

買いやすさ:3点

売り文句:4点

インポーターさんから拝借。製法が詳しく載っているので勉強になります。

手摘みで9月初旬に収穫。8度前後に保ちながら12時間スキンコンタクトを行ってからソフト・プレス。温度管理下(18~20度)ステンレスタンクでアルコール発酵。熟成はシュール・リーで最低4ヶ月間。さらに瓶詰後熟成。シチリアの伝統的なブドウ品種のひとつ、カタラット100%。ジューシーで果実味あふれる香り、ドライでミネラルに富、ブドウの完璧な熟成を感じるバランスのとれた味わい。

https://www.foodliner.co.jp/wines/sicilia/post_393.html

アロマ:4点

複雑性:3点

余韻:2点

バランス:4点

たいがくんポイント:3点

香りが華やかでエレガント。雰囲気は3千円ぐらいの印象でしたが、味わいに厚みがないのでギャップを感じます。ミネラル要素を強く感じるので、食中ワインとして幅広く活躍できますよ。

総合評価:Aマイナス(値段以上の満足)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com