ボートシェッド・ベイ. マールボロ ピノ・ノワール 2018
Boatshed Bay Marlborough Pinot Noir 2018
参考小売価格:1950円
産地:ニュージーランド/マールボロ
品種: ピノ・ノワール
購入元:かめや
インポーター:モトックス
ニュージーランドのピノ・ノワールは、安くてもハズレがない印象なのですが、今回はモトックスさん輸入のニュージーランドシリーズで一番安価な「ボートシェッド・ベイ」を全種類まとめ買いしてみました。
安価と言っても定価2千円近いので、比較対象は庶民の十二使徒「インドミタ デュエット プレミアム ピノ ノワール 」あたりになってきます。
このインドミタ デュエット プレミアム ピノ・ノワールは、最近有名ソムリエも絶賛しており、ずば抜けた存在。故に比べるのはかわいそうなのですが、あまりワインを買わない層にとっては「新世界のピノ・ノワール、どれ変えば良いの?」って指標にはなると思います。
このワイン、1,800円はすごい、、
価格を知らずにテイスティングして、3,500円程はするだろうと予想していたら、まさかの1,000円台。
「インドミタ デュエットプレミアム
ピノ ノワール」チリのカサブランカ・ヴァレーの赤ワイン🇨🇱
シーフードトマトピザとの相性も抜群です。 pic.twitter.com/8UTI28Cgyl— 田邉 公一🍷wine director (@tanabe_duvin) February 1, 2021
香りの強さは中程度。グラスを回すと、甘めの赤果実を主体としたチャーミングなアロマ。透過性が高いので薄味を予想しておりましたが、酸とタンニンが効いているのでバランスは綺麗。
私レベルになると、ブラインドで飲んで1000%ニュージーランドのピノ・ノワールと当てれる事が可能な典型的なNZピノ・ノワール。
そう考えると、「新世界ピノ・ノワールどっちを買えば良いの?」って話は変わってきてしまい、「チリのピノ・ノワール」と「NZのピノ・ノワール」って全く違う土俵の話になってしまいます。
濃い目で余韻まで楽しめるエレガントなタイプはインドミタプレミアム。
優しい口当たりで、昼飲み、野外飲みにピッタリ。カジュアルに楽しみたいのはボートシェッド・ベイ。
しかし、あえてどちらか1本しか選べないってなったら、インドミタの値段設定はいい意味でおかしいわって思えますわ。
庶民のワインポイント
値段(小売):45点
生産地:3点
アロマ :6点
バランス :7点
余韻 :6点
複雑性:6点
買いやすさ:3点
主観:7点
総合得点:83点
庶民のマリアージュ
豚しゃぶ(ポン酢)、生春巻き(スモークサーモン)、アスパラベーコン、クラブハウスサンドイッチ