アルザス ゲヴュルツトラミネール キュヴェ・ヴァロンブール 2018
Alsace Gewurztraminer Wahlenbourg 2018
参考小売価格:2850円
産地:フランス・アルザス
品種: ゲヴェルツトラミネール
購入元:かめや
インポーター:モトックス
ゲヴェルツトラミネールってライチの香りと言われる要素を筆頭に、品種当てゲームなんかだと非常にかんたんな品種とされています。それ故に当研究所でも登場頻度が少ない品種なのですが、たまに無性に飲みたくなるんですよね。
新世界の千円ゲヴェルツトラミネールでも十二分に満足できるレベルが多く存在する中、今回は久しぶりなのであえてゲヴェルツトラミネールの王道地域アルザス地方のワインで攻めてみました。
税込み定価は3千円超えるので、最近の福袋買い物感覚からすると「格付けボルドー」や「シャンパン」ぐらいの位置づけになりがちですが、冷静に考えると「アルザスのゲヴェルツトラミネール」はこれぐらいが相場。
「値段がぁ〜」なんて概念を抑えつつフラットな気持ちで飲んでみました。
スタートは冷蔵庫温度。やや冷え気味ながら第一印象からゲヴェルツトラミネール特有のライチ風味をキャッチ。
飲んでみると思わず「うまぁ」って口走るほど「上品な甘さ」が幸福感を与えてくれます。
辛口なら多少苦手な味でも飲めないこともないのですが、甘口となると話は別。
上品な甘さって、しっかり甘いのに「砂糖(シュガー)っぽくない」ってのがポイント。
粗悪甘口ワインは例外なく「ベタつき」や「くどさ」を感じるのですが、さすが3千円クラス。
さらさら〜っと飲めちゃいます。
値段とクオリティが比例するってよく言われたりしますが、あえて念を押したいのは、「甘口こそ勇気を持って高いものを買うべき」だということ。
庶民がたまに疲れを癒やすためのツールとして甘口高ワインって選択、ありだと思います。
ピュアなスタイルのワインで近年注目を集めるアルザスの生産者。トロピカル・フルーツ、スパイス、ミネラル等の一体感のある官能的な風味。バランス良い味わいのワインです。
https://www.mottox.co.jp/search/detail.php?id=612790
本日の組み合わせ
一日の終りにデザート代わりの一杯で。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
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