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イタリア/北部

シャンパンを凌駕するロゼスパークリング

テヌータ・ベルヴェデーレ ”ワイ” ロザート

TENUTA BELVEDERE WAI” ROSATO

参考小売価格:3500円ぐらい??

産地:イタリア・ロンバルディア州

品種: ピノ・ネロ

購入元:三本酒店

インポーター:日仏商事株式会社

地元酒屋さんに「1万円4本で泡とロゼと白のオススメお願いします」とリクエストして、「白泡、ロゼ泡、ロゼ、白」の4本で頼んだつもりが、まさかの「ロゼ泡、白x3本」で来たので、言葉足らずに反省。

そんな中、この1本は激推されたので、唯一のロゼ、唯一のスパークリングとして今回注文の大目玉ワインとして期待値MAXで飲んでみました。

温度は8度で食事のお供としてスタートしましたが、味わいの奥行き、膨らみの凄みに思わずニヤけます。

端的に言うと、ワインだけとゆっくり向き合って楽しめるタイプ。

黒系果実の要素を主体としながら、果実味爆弾を回避。普段スパークリングは一日で飲みきってしまうのですが、一口ごとに変わる味わいで、思わず翌日の変化を確認したくなる程。

泡の爽快感は中の上レベルで、24時間後でも全く泡がヘタっておらず、瓶内二次発酵の謳い文句に疑いようがないクオリティ(シャンパンストッパー使用)。

庶民のワイン研究所的には「購入に再現性が少ないコンセプト違いなワイン」ですが、自分の好みとしては5千円前後のスタンダードで整えられたシャンパンテイストより、トリッキーな自然派スパークリングの方に面白みを感じて焦ります。

本日の組み合わせ(2DAYS)

カツオのたたき、かぼちゃの煮物、絹ごし豆腐、枝豆とトウモロコシのかき揚げ、ホッキ貝のサラダ、春雨サラダ

ホッキ貝のサラダにイカが入っていたので、生臭さ爆発するかと懸念しておりましたが、マリアージュ成立。

マヨネーズって実はどんなワインでも調和できる魔法のソースかも。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。