新時代のワインスタンダード。

丹波ワイン 酸化防止剤無添加スパークリング てぐみ　ロゼ 

参考小売価格：1980円

産地：山形、長野、山梨、青森

品種： マスカット・ベーリーAなど

購入元：Amazon

製造元：丹波ワイン株式会社

アマゾンセールで購入した「500mlのオレンジ」が衝撃的にコスパワインだったので、同シリーズのロゼも緊急購入。

セール価格送料税込１５００円以下。ペットナットがこの価格で買えるだけでも奇跡。まずはこの点を最大限に評価したい。

問題の味だが、ペットナット好きな私が何度も飲んできたような平凡なペットナットロゼとなんら代わり映えしない。しかし、「何度も飲んできたようなロゼ」は大好きだからこそ何度も飲んでいる。価格は概ね３千円は超えている。プロの私が言うのだから間違いない。ロット数の違いや中間マージンの差だとは思うが、それでも「てぐみ」は消費者が日常に手に取りやすい価格を逆算して作っているように感じた。

あまり絶賛しすぎると勘違いを生むので強調しておくが、このワインはバラードだ。

優しい曲を聴いて、激しくないから好きじゃないというのはお門違い。

車で例えてみよう。コンパクトカーを購入しておいて「加速が悪い」「荷物が載らない」と文句垂れる人がいないのに、ワインの場合それがある。フェラーリで働いているような発信者がカローラスポーツやスイフトを絶賛しても、「排気量の限界値」はみんな分かってる。でもDRCを飲んでいるような人がコンビニワインを絶賛したり、〇〇円以下のコスパワインなんかしょっちゅう発言してるからワイン知識がない人は勘違いをしてしまう。

このワインは「普段安いワインばかりを飲んでいる」私が絶賛しているワインである。

クラウンに乗ってる人がカローラに乗って満足できるわけないだろう。

しかし、欧州大衆車よりカローラのほうがコスパが良いのはみんな分かってる。

そんなカローラを超えてきたのが「ヤリス」。そう、このワインを車で例えるなら「ヤリス」がしっくり来る。

新時代のワインスタンダード。

超円安時代、安い国日本が生み出した最高品質の高コスパデイリーワイン。

今すぐ買うのだ。（購入リンク）

本日の組み合わせ

庶民のワインランク（詳細）

今回のワインは：Sランク （24年３月より基準改定）