タヴェル ロゼ ギガル 2017
TAVEL ROSE E.Guigal 2017
参考小売価格:2800円
産地:フランス/ローヌ/タヴェル
品種: グルナッシュ(50%)サンソー(30%)クレレット(10%)シラー(5%)その他(5%)
購入元:かめや
インポーター:ラックコーポレーション
昨日紹介したギガルロゼの村名にアップデートヴァージョン。
地域によって希少価値が違うので比べるのはナンセンスですが、ブルゴーニュ地方のワインなんか村名格上げになると倍の価格に跳ね上がったりする中、このギガルワインは、小売ベースで価格差800円と良心的。
普段値段にうるさい当研究所基準でも、どちらか1本選べと問われ800円の価格差なら、迷い抜きに村名ワインを選びます(味わいを知らないこと前提で)。なまじ知識がある分、フランスワインの権威的な記号に屈してしまうのは庶民的には避けたいところなんですけどね。汗
さて、この村名「タヴェル」ですが、ローヌ地方の原産地呼称(AOC)でロゼワインしか生産を認められていないので、とっても印象深い村名でもあり、ロゼ選びをする時に積極買いしていたのですが、概ね平凡な印象。
すなわち、今回も「村名より普通のローヌでいいじゃん!800円あればコンビニワイン買えまっせ!」って感想を用意していたのですが、飲んでみて度肝抜かれました。
完全に上位互換ワインで、久々の感動ワイン。
外観からして界王拳ノーマルから界王拳3倍ダァぐらいの濃さの差があったため良い予感はしていたのですが、アロマの広がりと奥行き、舌にノッてくる凝縮感、骨格がしっかりしているのに流れるように飲めるスムースな味わい、、、まさに完璧です。ベースとなる香りや苦味主体のバランス要素は無印ローヌと同じなので、シツコイですがまさに界王拳3倍ダァ。
満足度で表すと
ノーマルローヌ+無難なコンビニワイン<<<<<タヴェル
冷やし気味の温度から13度ぐらいまでゆっくり飲んでいましたが、最初から最後までクライマックスでしたよ。
庶民のワインポイント
値段(小売):38点
生産地:4点
アロマ :7点
バランス :9点
余韻 :6点
複雑性:7点
買いやすさ:5点
主観:10点
総合得点:83点
このワイン、しかもアマゾンの定期便で買えるなんて殿堂入り不可避ですわ。