ストーン・ヴァレー レッド・ブレンド 2020
Stone Valley Red Blend
参考小売価格:1760円
産地:カリフォルニア
品種: シラーズ/ジンファンデル/プティット・シラー
購入元:ワイン館Nishiura(楽天)
インポーター:モトックス
夏場の季節は濃いワインを避けがち。
このワインは8月に購入したワイン館Nishiuraさんの福袋に入っていた1本。
かんとなくカベルネ・ソーヴィニヨンだと思い込んでおり、カベルネ・ソーヴィニヨンを無性に飲みたくなる気分を待ちに待っていたのであります。
輸入は安ワインでも定評のあるモトックスさん。ただ、実勢価格千円台前半のカリフォルニアワインは、円安を考慮すると激安ワインの味を覚悟しなくてはいけません。
カベルネ・ソーヴィニヨンにはハンバーグだろうとペアリングでワインの味を高めるべく飲んでみました。
香りは熟したプラム系。一口目からピークが来てます。わかりやすい甘くて濃いワイン。晩酌中に1本飲み切る予定でしたが、あまりにもアルコールを強く感じたので小瓶に250ml移します。酔いすぎるというよりは、絶対に飲み飽きると思ったんですね。
バニラ、チョコ、コーヒーにスパイス。
アイスクリームは1個で満足できるし、チョコレートだって食べ過ぎると気持ち悪くなります。そういった意味でも飲み飽きるワイン。
しかもカベルネ・ソーヴィニヨン要素を求めて飲んでいましたが、なんか違うなと。
実際に調べてみると「シラーズ/ジンファンデル/プティット・シラー」ではないですか。
痛恨のミスリード。
デミグラハンバーグとの相性は悪くはないのだけれども、濃すぎて胸焼けしそうになります。ただ、バゲットとワインの相性はすこぶる良いです。
普通の安ワインはメインディッシュの味でごまかす必要がありますが、このワインはワインの味だけで勝負できるということでしょう。
あとは飲むタイミングと好みの問題。
夏場よりは冬場のほうが美味しく感じるでしょうし、食前〜食中よりは食後にグラス1杯程度を嗜むタイプ。
甘くて濃いワインが好きな人にはストライクな反面、冷涼系(薄旨系や酸味ワイン)を好む人にはキツイと感じるワインです。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Dランク (24年3月より基準改定)
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