ツェーントホーフ ルッカート ズルツフェルダー シュペートブルグンダー2017
Sulzfelder Spatburgunder Trocken Zehnthof Luckert 2017
参考小売価格:7000円
産地:ドイツ・フランケン
品種: シュペートブルグンダー
購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)
インポーター:株式会社イズミセ
Podcastの6時間目でワインショップ店主がおすすめしていた「ドイツ自然派セット」。実はオススメされる前から、【ドイツ】って国と「自然派」ってキーワードの掛け合わせに興味があり、発売後即買いしておりました。
セット販売ページに、ワイン単体価格が記載されていなかったので「まぁ3〜4千円クラスの掛け合わせかな」と想定していたところ、このワインは驚愕の7千円ワイン。
普段3千円以上のワインは神経を尖らせて味わうのですが、この日はなんとなく食事と合わせて飲んでしまい、マリアージュを堪能。家では早食いの習慣があるので、ろくに味わいもせずに「まぁ旨いんじゃないの」的に終えてしまいました。
7千円のピノ・ノワールはランク的に「村名ブルゴーニュクラス」下手すれば畑名なんか入っている物もあるので、完全に記念日ワイン。
そんなワインをお茶のように飲んでしまったので、後日全集中してリベンジテイスティング。
色はオレンジが混じった透過性のあるダークパープル。粘性と香りは弱く、タイプ的には官能的と言える優雅な雰囲気を感じます。口当たりは酸味を強く感じますが、アフターにかけてレッドベリー系の自然な甘みが鼻孔を抜けていきます。余韻が短く終わるので、インパクトの弱さは否めないですが、総合的なバランスは綺麗。
先入観抜きでも「高ワイン」と理解できる味わいなのですが、自然派のコテコテしたやつを期待すると「正統派寄り」で万人が飲んで楽しめるワイン。
なので、自然派ワインとしての面白みは前回の「シュタッフェルター ホフ リトル レッド ライデング ウルフ」の方が個人的に飲んでて楽しかったです。
でもセット価格でこのクオリティは、贔屓目を差し引いても拍手できます。ふつうにボーヌあたりの有名生産者村名クラスと同じぐらいの説得力はありますよ。
庶民のワインポイント
値段(小売):0点
生産地:3点
アロマ :6点
バランス :9点
余韻 :6点
複雑性:9点
買いやすさ:3点
主観:7点
総合得点:43点
庶民のマリアージュ
私のような過ちを侵さないためにも、ワインに集中して向き合って飲んでもらいたい。
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ぼちぼち飲み始めるやつ↓
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