下北ワイン ピノ・ノワール Ryo 2018
参考小売価格:2500円ぐらい
産地:日本・青森
品種: ピノノワール
購入元:お返しワイン
製造元:有限会社サンマモルワイナリー
老舗ワインブログの「それいけデイリーワイン」の運営者である「とらゔぇるそさん」からのサプライズプレゼント。
本人によると「オンラインサロンのプレゼント企画のお返し」との事だったのですが、プレゼント企画にお返ししてもらうなんて恐縮です。
そんなこんなで、頂き物のワイン(お返し品は別)は忖度してしまうので、テイスティング日記にはあげないのですが、ご本人からレビューお待ちしていますとの事だったのであえて真剣に挑んでみました。
まずは値段のチェック。税込2500円なので、日本ワインってフィルターを差し引けば、求める味わいの感覚はは千円台後半。去年までならフランスなら〇〇、カリフォルニアなら〇〇とか他国の千円台同品種と比べてるところですが、日本ワインもレベルが上がってきてる説があるので、あえて2500円ぐらいって認識で飲んでみます。
飲む前の印象はフルーティーでジュースっぽいピノノワールを身構えておりましたが、香りは旧世界(ヨーロッパ、もっというとブルゴーニュ)の古典的で陰性を感じます。
色は濃く、どっしり系かと思えば、冷涼地域ならではの透明界のある口当たりでスイッと口に入り好印象。
収斂性があり、余韻に向けて酸が綺麗に抜けていく玄人好みの味わい。
飲み終えてみると、軽やかさ6割、刺々しさ3割、余白(変化)が1割といった結果。
最近コンビニワインや箱ワインのような整った味を飲む機会が多いため、思考しながら飲む良い経験をさせてもらいました。
旨いか不味いか、高いか安いかの白黒ではなく、こんなに真剣にワインと向き合ったのは久しぶりです。
なんか初心を思い出させてくれた、貴重な1本ですね。
下北半島で栽培に成功したピノ・ノワールを100%使用しています。
https://www.sunmamoru.com/shopdetail/000000000045/ct62/page1/order/
ルビー色に輝き「ストロベリージャム」のような香りをはなつ、渋みの少ない果実味と酸味のバランスの取れたシルキーな辛口赤ワインです。
公式のコメントとは全然違う方向性に感じたので、第三者意見を聞いてみることにします。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない