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フランス/ローヌ地方

「祝」ローヌ嫌い脱却ワイン。あっ、シラー比率低、なるほど。

シャトー・ド・セグリエス・コート・デュ・ローヌ・ルージュ

CHATEAU DE SEGRIES COTES DU RHONE ROUGE

参考価格:1500円以下

購入価格:1240円

産地:フランス/ローヌ

品種:グルナッシュ50%、シラー30%、サンソー10%、ムールヴェードル10%

購入元:酒類の総合専門店フェリシティー(楽天)

インポーター:株式会社モトックス

ローヌ嫌いというか、シラーが苦手なので、ACローヌというワードに少し抵抗があります。シラーでも、村名ローヌワイン「エルミタージュ」とか「コートロティ」は好きですが、ここは庶民のワイン研究所。

苦手な低価格レンジでも素晴らしきシラーを求めて、飲み続けていく使命があります。

そんな自分よがりな使命感と、安価シラーのトラウマを克服すべく、評価高めのワインをチョイス。

第一印象は、弱々しい香りと、刺々しいスパイシーなアタックにアンバランスさを感じ、

「はぁ~、ローヌ。。。やっぱりだめか、、、」

しかし、消毒作業(好きなワインを1日の最後に飲む)を求めてマイセラーを除くと、予習必須ワイン(貴族ワインと初めましてワイン)しかなく、気軽に開けれない状態。

諦めモードで、グラスに半分以上残した状態で、娘ちゃんとマリオパパーティーに熱中していると、

「おぉ、おおおお。」

「これが、本来のACローヌ、、、、。。」

第一印象で攻撃的に攻めてきたトゲは角が取れまろやかに変化し、タンニンが甘さと絶妙に調和。

中年女性がバッチリメイクアップ決まったような化粧っ気を感じますが、低価格レンジのワインに慣れている味覚だと、そんなテクニック的な味わいに愛嬌さえ感じます。

合わせる料理は、タレ焼き鳥や、塩胡椒の聞いたステーキなど限定的になりそうですが、単体で楽しめる力強さがあるので、千円台前半のワインとしては、大勝利。

そして、ブログ投稿のため、販売元の品種確認をして納得。

「シラー3割しか入ってないじゃん。」(ブレンド比率がわかるだけの味覚、知識、経験はなし。)

そして、シラーのトラウマは消えぬまま、探求の旅は続く。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。