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ポルトガル

自作ブレンドできるのも箱の醍醐味

ポルトゥーガ ティント 3L

Portuga Tinto BIB

参考小売価格:2000円(3リットル)

産地:ポルトガル

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン、カステラン、シラー、トウリガ・フランカ

購入元:セラー専科(楽天)

インポーター:株式会社都光

さんざん語ってきてる箱ワインの魅力ですが、同じワイナリーの赤と白を購入すれば試したくなるのが「自作ロゼワイン」。(白ワインの記事はこちら

固いことを言うと、醸造前に黒葡萄と白葡萄を混ぜて造るのが混醸法のロゼワイン。白ワインと赤ワインを混ぜて「自作ロゼ」って堂々と発言すると揚げ足ポリスさんが飛んでくるので、一応「アンオフィシャル」とだけ付け加えておきましょう。

初めは50%50%で試してみたのですが、見た目と味わいともに赤ワインから変わらず失敗。そこから徐々に白ワインの配分を増やしていきましたが、9対1の割合でもピンク色にはならず、雰囲気ロゼを完成させることは出来ませんでした。

しかし、赤ワインだと合わせる料理の幅が狭くなってしまうため、食事の場面では白を混ぜたほうが美味しくいただけました。

食後やオンライン飲み会の場面は赤のストレートでガツンと飲みましたが、期待通りのポルトガルワイン。

もともとポルトガルワインの費用対効果は高めなので、気分的には千円ワイン飲んでる感じですが、箱だとフルボトル換算で五百円切ってるので、ベタ褒めしたくなります。

円みがあり、フレッシュにした右岸ボルドー(メルロー主体の地域)のように感じました。

本日の組み合わせ

おでん。白と赤どちらが合うか検証しましたが、総合的に赤の方が合います。

白だとすり身や卵との相性が悪くて通しはキツい。赤は全部無難に仕事してくれましたよ。特にすじ肉との相性は言わずもがな。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。