ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ レ・ボー・モン・リュソ 2016
BOURGOGNE HAUTES COTES DE NUITS ROUGE LES BEAUX MONTS LUSSOTS 2016
参考小売価格:4700円
産地:フランス・ブルゴーニュ・コートドニュイ
品種: ピノノワール
購入元:エノテカオンライン
インポーター:株式会社エノテカ
去年エノテカのセールで買った貴族ワイン。
無性にブルゴーニュワインが飲みたくなってきてしまい、我慢できずに抜栓。
キャッチコピーは元DRCのエースが造り手とのことなので、期待せずにはいられません。
区画はACブルゴーニュより小区画な原産地呼称。しかも一級畑の近くから収穫した葡萄を使っているなんて、実質一級畑みたいな謳い文句。
高級ワイン故に何日か分けてじっくり賞味してみました。
初日は甘い香りにギャップを感じる酸味主体のすっぱブルゴーニュ。お世辞にも満足できたとは言い難いですが、それは期待値の高さ故に感じる落胆。
二日目も初日と印象変わらず。果実要素が強く、複雑さや奥行きは感じない。
最終日、多少酸味の尖った部分は取れたものの、5千円前後のワインとしてはパンチ力に欠けます。バランスは綺麗ですし、悪いワインではないのですが、感覚的には2〜3千円の平均的ブルゴーニュと明確な差が出ていない印象。
普段ブルゴーニュワインや高ワインばかり飲んでいる人にはその繊細な差が分かるかもしれませんが、一般庶民クラスだと、ブランド力以外に選ぶ理由がないところです。
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庶民のワインポイント
値段(小売):3点
生産地:5点
アロマ :7点
バランス :8点
余韻 :6点
複雑性:6点
買いやすさ:3点
主観:3点
総合得点:41点
庶民のマリアージュ
新コーナーです。
ウェブや書籍で著者や販売元が提案する、ワインと料理の組み合わせは概ねって手の込んだ料理や、名前が横文字の気取ったメニューばかり。実際に再現できるのは富裕層の料理上手な専業主婦か、ガチで料理が趣味の人ぐらいではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべく、当研究所では、毎日投稿したワインで身近なマリアージュを成立させます。実際に試しているわけではないですが、ワインの味わいからしっかりイメージを捉えますので、大きく外すことは絶対にありません。すなわち、「個人の主観です!」なんていいわけはしまませんよ。
では、さっそくこのワインに合う食べ物を提案させていただきます。
- ポテトチップス 九州しょうゆ
- スモークサーモン
- 豚肉の生姜焼き
- おばあちゃんのポタポタ
- 焼き焼き鳥(タレ)