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・テイスティング日記

どう?このワイン。

【信州たかやまワイナリー】Nacho ロゼ 

参考小売価格:税込み1650円

産地:日本・長野

品種: 非公開

購入元:長野ワインベース

製造元:信州たかやまワイナリー

当研究所のポッドキャストナレーションでお馴染み丸山綾音さんが運営する長野ワイン専門ショップがリニューアルしていたので記念買いした時の1本。

タイトルのNacho(ナチョ)は長野北部の方言だそうで、意味は「(調子)どう?」って感じで使われているらしい。そんな親しみやすいネーミングが示すとおり、スクリューキャップで好印象。価格も日本ワインにしては買いやすいので、日常飲みとして気軽に開けてみました。

香りはチャーミングといいますか、いちごやチェリーのフルーティーで優しい印象。

柔らかだけど筋のある酸がメルローかな?なんて思いながら飲んでおりましたが、調べてびっくりの「品種非公開」ワイン。

非公開ってなんだかミステリーっぽくてあまりポジティブには感じませんが、味わいのバランスは整っているのでネガティブな印象は受けませんでした。悪い印象がない分、独自色を見出すことはできませんでしたが、食事と合わせる分には優秀なタイプ。

ヨーロッパのロゼでも同じぐらいの価格なら似たような感想になるので、心情的に日本ワイン飲んでる方が気分いいです。そういった意味で飲み慣れていないロゼは低価格帯でも「今の所」安心して手を出せますね。

本日の組み合わせ

カツオのたたきをメインとした和食冷菜。組み合わせ自体はお互い邪魔をしない程度に仕事してますが、雰囲気が美味しく感じさせてくれますよね。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

長野ベースショップリニューアルされて可愛らしくなってますよ↓

https://naganowine.base.shop/items/52858627

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。