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フランス/ブルゴーニュ地方

シャブリ特集も残り2本、ここにきて、エノテカの本命ボトル登場

ルイ・ミシェル&フィス シャブリ 2017

LOUIS MICHEL & FILS CHABLIS 2017

参考価格:3500円

購入価格:3本で7800円

産地:フランス/ブルゴーニュ/シャブリ

品種: シャルドネ

購入元:エノテカオンライン

インポーター:株式会社エノテカ

庶民のワインポイント:3.75点



9月も残り3日。特集したシャブリも今月で締めたいと思います。

今回は、当研究所で比較的安定した評価が多い「エノテカ」ワイン。少しお高いのがネックですが、抜栓すると決めた日は比較的テンションが上がります。

このワインは、セットで7800円と、定価から25%オフ。このセットを買ったからこそシャブリを飲み比べようと思った次第でございます。

すでに2本はテイスティング済み。

そのうち、オリヴィエ・ルフレーヴは今回の特集で1、2を争う味わい深さ。なので、必然的に今回も期待値をとても高くもっていざ抜栓。

コルクを抜いた瞬間に漂う「上品なエッセンス」。柑橘系が前面に出ていながらも、微かに吟醸香を感じさせる複雑さ。

まぁ、当たり確定ですわ。

※ただし値段相応と言えばそれまで※

舌で転がして液体の存在を認識できる濃厚さなので、少しでも温度が上がればダレた味わいになりそうですが、しっかりと酸味が効いているので、変化を楽しみながら飲めるワイン。

しかし、シャブリらしさを問われると、少し疑問符(当研究所のシャブリ見解)。ミネラル感の弱さと、濃厚な味わいが、今までのシャブリとはタイプが違います。なので、定説のように生牡蠣と合わせるなんて考えると嫌な思いするシャブリ。果汁味を噛み締めながらゆっくりとワインと向き合うように飲むことを進めます。

今回の特集中、上位ランクには躍り出ませんでしたが、セットに入ってて残念なワインは回避できた次第です。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:3点

生産地:4点

買いやすさ:4点

売り文句:4点

エノテカさんによれば、「シャブリの魅力が見事に表現された、お手本のような1本です。」とのことなので、自分のシャブリ基準を見直す必要があるかも

https://www.enoteca.co.jp/item/detail/024A50060

アロマ:5点

複雑性:4点

余韻:3点

たいがくんポイント:3点

これが定価2千円台ならベタ褒め。しかし、税込4千円出して単品購入するかと問われると否。

総合評価:3.75点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。