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イタリア/北部

さすが高ワイン、値段に見合う旨さです。

ラロネ ロッソ ルビコーネ IGP 2016 テヌータ デル プリンチペ

Larone Rosso Rubicone IGP

参考小売価格:5500円税込

産地:イタリア・エミリアロマーニャ州

品種: サンジョベーゼ50%、マルボ ジェンテーレ25%、チェンテジミーノ15%、シラー10%

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

福袋かなんか高いワインがお買い得に買えるセットに入っていたものの、どんな経緯でゲットしたか忘れてた一本。高くて珍しいワインはワイン仲間と飲みたいので長らく保管しておりましたが、セラーのストックが尽き自分で飲むことに。

香は強く、熟したプラムに花の要素。すぐに口につけず、しばらくは香りだけで楽しめる良いワインですね。

飲む前に品種を調べてから飲みましたが、サンジョヴェーゼ50%感は低く、綺麗に調合された未知の味わいでニンマリ。

口当たりは甘さから入り、余韻に向かうにつれタンニンが増殖。食道を通る時はしっかり目のアルコールが刺激強めで空腹時には注意が必要。

普段から物申してますが、安いワインは安いからって言い訳の余白を残している分、許容範囲が広いのですが、このワインは定価5千円にも納得できる完成度で唸ります。

一日一本通しで飲むと飲み飽きるタイプではありますが、1日グラス2杯程度を3日に分けて飲むにはちょうど良いですよ。

CAVE de L NAOTAKAさんでよく見かける銘柄ですし、白も飲んでますが、これはシリーズコンプを激推しできる変化球ワインといえます。

エミリアロマーニャ州って生産地も妙に気分上がりますし。

本日の組み合わせ

食前に集中して味わう。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。