レ・ザルム・ド・ラグランジュ 2016
Les Arums de Lagrange 2016
参考小売価格:4980円
産地:フランス・ボルドー
品種: ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル
購入元:遠山ソムリエからの頂き物
インポーター:フィネス
ポッドキャストの記念すべき第一回放送に登場していただいた遠山ソムリエから頂いた貴族のワイン。
ラグランジュといえば、ボルドーの格付け第3級にも選ばれている超メジャーシャトー。
ボルドー在住の国家ソムリエである野田先生も、ラグランジュはセカンドラインでもイチオシされていたので、赤の方はブラインドテイスティングで配信しましたが、「ビンテージが悪いよね」という意外な結果に。
だったら白はどうなんだと、飲んでみましたが、想像を遥かに超える旨さで納得の一言。
感覚的にはプルミエ・クリュ(1級)クラスのブルゴーニュシャルドネを飲んだときの満足度と同列。
樽感が絶妙で、ずっと香りを嗅いでいたい衝動になるほどの心地よさ。
ハーブ、バナナ、メロン、レモン、草原、白花、、、、
グラスを回せば表情を変えていく複雑性に、温度変化でも表情が変わる面白さ。
ボディーは中程度やや軽めですが、アルコール感が残る余韻が、同価格帯と比較しても長め。
すなわち、一口で楽しめる時間が長いといった意味ではコストパフォマンスは抜群。
しかも、ある程度のワイン知識がある方なら「ラグランジュ」の文字が目に入らんか!!
みたいなブランド力もあるので、ご贈答用に間違いないワイン。
最近ハマってる自然派ワインとは方向性が全く異なりますが、誰が飲んでもウマいと感じるのはこっちタイプですね。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Sランク
このワインを最大限に楽しむシチュエーション。
- 抱えてたプロジェクトが一段落したとき。
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