桂月 超辛口 特別純米酒 60
KEIGETSU Extra Dry Tokubetsu Junmai
参考小売価格:1300円ぐらい(720ml)
産地:高知
品種: 国産米
購入元:佐野屋
製造:土佐酒造株式会社
高知の地酒で有名な桂月の超辛口純米酒。
ワイン以外もたまに無性に欲する時があるので、臨時収入があった時に購入しておりました。
久々に飲む純米酒。
昔は美味しんぼの影響で純米酒しか認めないなんて思っていましたが、最近ではワンカップ1〜2合までの量ならどんな日本酒でも美味しく感じるようなっております。
お寿司を食べるタイミングで飲んでみました。
集中して味わいたいと思ったので、醸造所の商品ページにホテルニューオータニ エグゼクティブシェフソムリエである谷宣英氏のテイスティングコメントがあったので読んでみます。
日本酒の香り、お米の香りを中心に、豆腐、さわやかな植物、い草のような香り。スッキリさの中に、純米の良さ、お米由来のうま味、厚み、ふくよかさを感じられるお酒。個性が強くないので、飲み飽きしない料理の邪魔をしない、お米と合わせて食べる料理に合う印象。」合わせたい料理:魚卵、刺身など
どんな日本酒でも当てはまりそうなコメントですが、「個性が強くない」日本酒って表現が難しいですね。そもそも、私自身も日本酒の味の違いというものがわかりません。
セミナーで価格帯違いの6種類同時飲み比べしたこともありますが、700円も1万円も大差ないように感じてしまいます。
ワインでもある程度経験を詰んでおかないと味がわからないなんて言われることもありますが、赤ワインと白ワインなんて誰が飲んでも別物ですからね。
そういった意味で、日本酒を突き詰めるにはワインよりも難しいのではないかと感じております。
ただし、和食とのペアリングに限って言えば日本酒はワインより簡単。
ワインのペアリングはうまくハマれば100点を超えることもある反面、一品で晩酌を終わらせないため、1本通しで飲もうとするとどこかのメニューで妥協をしいられます。
そういった意味で日本酒はどんな和食でも無難に合わせることができるので、品数が多い和食を食べるときは安心して晩酌を決めることができますね。
とはいえ、ワインカップも特別純米も値段以上に味の違いを感じることができません。ただ、ワンカップを4合ぐらい飲むと翌朝軽い頭痛を起こすのですが、この日本酒は飲み始め90分ぐらいで飲み干してしまいましたが、悪酔いしなかったです。
そういった意味で良いお酒と安酒の違いは「味以外のところ」の影響が大きいと感じております。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Cランク (24年3月より基準改定)
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