グラン・リベンサ ブリュット・ナチュール
Jaume Serra Gran Livenza Brut Nature Vintage
参考小売価格:2750円
産地:スペイン・DOカバ
品種: シャルドネ マカベオ チャレッロ
購入元:あきもさんセレクト
インポーター:東京実業貿易
安ワインの有識者あきもさんセレクトも最後の1本。
購入経緯については1本目に紹介した「クレマン・ダルザス ブリュット NV ロージェル」を参照していただくとして、全てにおいて高評価せざる得ないクオリティのワインで脱帽といいますか、凄いなって。
ただ、なぜ今回のカバが最後かというと、当研究所ではさんざん物申している「安カバは似たりよったりの味だからどうせなら千円以下で買うべし」と、いつも同じような感想になってしまうからです。
このワインも届いた時から嫌な予感しておりましたが、
いいでしょう〜
ちなみにカヴァが一番自信あります!— あきも@ワイン屋 (@akimo_wine) November 10, 2021
敗戦処理登板として控えてたこのワインが実は目玉だったなんてと一瞬目を疑いましたが、信頼感抜群なので、期待を高めて飲んでみました。
結論から言うと「上手く先入観与えられた」感じです。
一番自信をもって紹介されたワインを否定すると「今まで自分が絶賛した4本が霞んでしまうと」心理的バイアスがかかってしまい、「今までのカバと違った要素を必死になって探してしまった」んですよね。
何も言われずに飲めば、「はい、普通のカバですね。」って答えた可能性も否めませんが、ふた味ぐらい違うように感じてしまいました。
ボリューム感、果実由来の自然な甘さ、泡の持続性も高め。スパークリングの良し悪しをジャッジする上で「シャンパンに似てる味かどうか」なんて基準を設けることもありますが、「このワインはカバ本来のカバらしい味を最大限に主張してくるテンプレ的カバ」。
これ千円以下だったら凄いわって思いながら定価調べたら3千円近かった(実勢は1000円ほど)ので、なんか妙に納得した次第です。
あきもさんセレクトは今回で最後ですが、おそらく利益無しで代理購入してくれてるので、この場をお借りして感謝。もしあきもさんセレクトが気になる方は直接DMしてみてください!紳士に対応してくれるはずですよ。
本日の組み合わせ
唐揚げにすだちふりかけて。揚げ物とカバはまぁ鉄板の組み合わせっすね。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Cランク
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