ジービー 32 シャルドネ 2021 グラント バージ
GB32 Chardonnay Grant Burge
参考小売価格:1870円
産地:オーストラリア・バロッサ・ヴァレー
品種: シャルドネ
購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)
インポーター:株式会社都光
スーパーワインインフルエンサー田邉公一ソムリエがプロデュースしたシン・ワインセットに入っていた最後の1本。
グラント バージのシャルドネはベンチマークシリーズ、フィフス ジェネレーションシリーズをすでに飲んでおり、すでに制覇したつもりでいました。
今回のGB32はラベルと価格帯がベンチマークに似ていたので、贈答用として残していたのですが、ふと違いに気づき飲んでみることに。
実際にベンチマークシリーズとGBシリーズでは販売ページも酷似しており、テイスティングコメントも似たような雰囲気。
緑がかった淡い麦わら色。ピーチの香りが立ち上がり、ネクタリンと柑橘類のニュアンス。口の中ではピーチやパイナップル、メロン、シトラスなどの果実味が溢れており、フレッシュさを感じます。飲んだ後には爽やかな酸を感じ、余韻も長く続きます。
https://a.r10.to/huMLFB
うっすらと緑がかった淡い小麦色。グラスに注ぐとピーチ、ネクタリンそしてシトラスの香りが立ち上がってきます。口に含むとフレッシュでいきいきとしており、ピーチ、パイナップル、メロンとシトラスの香りがやわらかに広がります。爽やかな酸と余韻が長く続きます。
https://a.r10.to/h54m1k
販売ページを並べながら読んでも明確な差別ができなかったのですが、田邉ソムリエが20以上のアイテムからテーマにそって選定しているのですから、ベンチマークシリーズよりGB32シリーズの方が初夏に合うスッキリとした味わいなのでしょう。
それか、私が他のシリーズを飲んでいたのを知ってて選んでくれたのかな。なーんてね。
細かいことはさておき、味わいの方向性は予想できていたので、肉じゃがとのペアリングを狙って登板させてみました。
結論、想像通りのシャルドネらしいシャルドネ。
ただし、シャルドネは非常に多様なスタイルと味わいを持つワインであり、様々な要素によってタイプ分けされます。以下に一般的なシャルドネのタイプの例を挙げますが、ワイン生産地や生産者によっても多様性がありますので、厳密な分類ではありません。
- オーク樽で熟成したシャルドネ: オーク樽で発酵や熟成を行ったシャルドネは、バニラやバター、トーストのような香りと豊かな口当たりが特徴です。しばしばクリーミーで濃厚な味わいを持ちます。
- ステンレスタンクで発酵したシャルドネ: ステンレスタンクで発酵や熟成を行ったシャルドネは、フレッシュでフルーティーな特徴があります。柑橘類や青りんごのような爽やかな香りと、鮮やかな酸味が感じられます。
- 温暖な気候で栽培されたシャルドネ: 温暖な気候で栽培されたシャルドネは、果実の熟度が高く、豊かな果実味や甘味があります。しばしばトロピカルフルーツのような香りや、濃厚な口当たりが特徴です。
- 冷涼な気候で栽培されたシャルドネ: 冷涼な気候で栽培されたシャルドネは、鮮やかな酸味とシトラスや青りんごのような爽やかな香りを持ちます。ミネラル感やシャープな特徴があります。
これらは一般的なタイプの例ですが、実際のワインはこれらの要素が複合的に組み合わさることもあります。
要はこのワイン、2番と3番の複合系。説明文に「樽」や「オーク」って言葉がなければ1番が除外されますし、バロッサ・ヴァレーは一般的に温暖な気候で知られています。となると4番のタイプでもないなってことが安易に予想できます。
田邉ソムリエのテイスティングメモである、「りんごや洋梨、パイナップルの香りと風味が広がり、まるやかで豊潤、瑞々しい味わい。シャルドネ本来の魅力的な味ワインを存分に楽しめる。」も「うん、うん」と頷きながら飲めますし、肉じゃがとのペアリングもバッチリ。
このペアリングでは、肉じゃがの深い味わいと温暖地域のシャルドネが相まって、豊かで満足感のある食事体験を味わえます。
シャルドネの香りからは、トロピカルフルーツや成熟した柑橘類のアロマが広がり、これは肉じゃがの香りと相性が良く、料理の豊かな香りと調和します。
最初の口当たりでは、シャルドネの鮮やかな酸味が感じられ、肉じゃがの濃厚な味わいを引き立てます。シャルドネのフルーティーな特徴が料理に広がり、じっくりと煮込まれた肉と野菜の旨みを引き出します。
口の中での調和とバランスが生まれ、食べ応えと満足感が高まります。
肉じゃがと温暖地域のシャルドネのペアリングは、相互に引き立て合いながら、豊かな味わいと調和をもたらす素晴らしい組み合わせです。
肉には赤! と定説では言われていますが、出汁やソース、調理法によっては白ワインのほうが相性良かったりしますよというお話でした。
本日の組み合わせ
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Bランク
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