フレデリック・マルトレ・ブリュット・レゼルヴ・プルミエ・クリュ
Frédéric Maletrez Brut Réserve 1er Cru
参考価格:2800円(ハーフボトル)
購入価格:1925円(ハーフボトル)
産地:フランス/シャンパーニュ/モンターニュ・ド・ランス地区/シャメリー村/1級畑
品種: ピノ・ノワール1/3%+シャルドネ1/3%+ピノ・ムニエ1/3%
購入元:鬼田酒店
インポーター:株式会社ラフィネ
予備知識なしの抜栓がこれほどまでに恐ろしいとは。。
気軽に飲んでしまった「シャンパーニュ」の「一級畑」。しかも「レコルタン・マニピュラン(シャンパーニュの小規模自家栽培・醸造メーカーで販売も行う生産者)」の完全なる貴族ワイン。
何も特別感も無い日に飲んでしまい、後悔極まりない1本。
お味?
そんなん非の打ち所がないに決まってるやないっすか。
で、今回お話ししたいのは、スパークリングワインの抜栓方法。
今まで数多くスパークリングワインを開けてきましたが、今回のワインはコルクが硬すぎて抜けずヤキモキしました。
スパークリングではない普通のワインだと、「発泡性」を気にしなくて良いので、そこまで神経質になる必要性は無いです。
しかし、「高ワイン」「めったに飲まないシャンパーニュ」「泡が抜けたら試合終了」って要素を考えると絶対に失敗できない抜栓になります。
よく、パフォーマー(ソムリエ)がナイフみたいなものでシュパンってカッコよくシャンパーニュを開けますが、「1mlも無駄にしたく無い一般庶民には体裁より、中身が重要」なのです。
そう、一滴もこぼさずに硬いコルクをどうやって抜くか、、、ぐぐりました。
そして、成功しました。
結論だけ言っておきます。
湿らせた小さめのタオルを、電子レンジで火傷するほど熱くし、そのタオルを使用し抜栓。
ポイントは、コルクを回さずにコルクを押さえつけて、利き手でボトル側を回すということ。
無事一滴もこぼさず、旨うま楽しめましたよ。
庶民のワインポイント
価格:2点
生産地:5点
買いやすさ:3点
売り文句:3点
コメント云々抜きに、裏ラベルに収穫時期、澱抜き日、補糖量が記載されてるのに感謝。しかし、説明文では最大ドサージュ量8gって書いてるのに、実際は9gでボトル差?なのか気になるところ
https://raffinewine.com/winery_pdf/102.pdf
アロマ:4点
複雑性:4点
余韻:3点
バランス:5点
たいがくんポイント:5点
高けりゃ旨いの当たり前で片付けるのも寂しいので、少し個人的感想。
泡の量は少なめでしたが、口の中でしっかり噛みごたえを感じれるボリュームがある発泡性。
果実本来のフルーティーな要素をしっかり主張しつつも、主役は苦味。
しかし、ほんのり上品な甘さも持ち合わせているので、飲みやすさも持ち合わせています。
しかし、分かり易い味わいではなく、1杯1杯飲むごとに味わいが変化してくる小難しいタイプ。
プルミエ(一級畑)ってブランドを差し引いても、費用対効果の満足度が抜群に高い買い物でした。
総合評価:A(お値段以上の味わい)