ファレスコ メルロ ウンブリア 2018
Falesco Merlot Umbria 2018
参考小売価格:798円
産地:イタリア・ウンブリア州
品種: メルロ
購入元:カルディ
インポーター:株式会社オーバーシーズ
2021年は調子に乗って購入金額が大変なことになっていたので、2022年は積極的に千円以下もチャレンジしていきます。
しかし、ただ闇雲に購入するのではなく、ある程度の条件を整えなければ美味しいワインにはたどり着けないでしょう。
今回の地雷回避キーワードは、「カルディ」「南イタリア」「メルロ」の3つ。
個人的なカルディの高感度はあまり高くないですが、世間的には人気なので、「飲めないレベルはない」と踏んでいます。
南イタリアはスペインと双璧をなす「安旨の宝庫」。濃いワインって割り切って飲めば、どんなに安くても美味しく飲めます。
最後に「メルロ」って品種。正直なところ、最初に覚えるべき品種なのに、掴みどころがイマイチ理解できていません。多種多様って事を踏まえても、自分の中でメルロの基準が定まっていないので、美味しさを求めるよりは味わいの分析に思考がもっていかれます。すなわち、結果的に好みじゃなかったとしても「メルロはこんな味だからしかたない」って処理できてしまうのです。
そんなこじつけとも言える地雷回避キーワードですが、実際に飲んでみても納得の地雷を回避できていた800円ワイン。
やや渋さが気になった初日ですが、食事と合わせながらだったので、嫌な印象はなし。
そして一日空けた三日目に本領発揮。なめらかな口当たりで、赤ワインとしてのバランスはとても千円以下と思えないクオリティ。
美味しさを求めるとのはちょっと違いますが、千円以下のデイリー赤ワインとしては満点級の評価です。
プラムやブルーベリー、ラズベリーを想わせる香りに、スミレ、ブラックペッパー、バニラのニュアンス。豊かな果実味に程よい酸味が調和し、余韻に続くスパイスと滑らかな渋味が心地よい、バランスの取れた赤ワインです。 ファレスコ ウンブリア・メルローのバランスの良い果実味・酸味が、旨みたっぷりのトマトソースと極上のハーモニーを奏でます。また、程良いタンニンがハンバーグの脂を拭い去り、お肉本来の旨みを引き立ててくれます。
https://www.kaldi.co.jp/ec/pro/disp/1/8028003002298
本日の組み合わせ
牛ステーキと焼豚のコンビ、ステーキは塩コショウにんにくの味付けのみ。完璧の調和でマリアージュ成立です。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない