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アメリカ

高いワインを目指してる方向性?

ファウンダース・エステート カベルネ・ソーヴィニヨン

Founders’ Estate Cabernet Sauvignon

参考小売価格:2035円

産地:カリフォルニア

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン

購入元:アマゾン

インポーター:サッポロビール株式会社

先月から集中的に飲み比べをしているベリンジャー。今回はベリンジャーのハウスワイン的ポジションのカベルネ・ソーヴィニヨン。どのレンジもある意味「お値段通りのお手本的な味」なので、このワインも開ける前から安心感がありました。

シャルドネ、ピノ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンとある中で、一番最後に残ったってことは無意識下において一番楽しみにしていたかもしれません。

週末の贅沢ワインとして開けてみます。

外気温低さから、温度は意図せず11度と冷え気味スタート。香りは閉じちゃっています。味は酸っぱくて渋くとても飲めれる状態じゃありません。冷えたカベルネ・ソーヴィニヨンに口をつけた自分が悪いのですが、温度帯を意識しない人は似たような状況に陥ってしまうことを喚起したいです。

このままでは飲めなかったので、焼き肉のガスコンロ近くに置いて温めることに。

お肉を食べながら飲むと美味しく頂けたのですが、2千円の味はしないですね。廉価版のカベルネ・ソーヴィニヨンは単調な味なのである意味潔かったのですが、今回のカベルネ・ソーヴィニヨンは無理にワインっぽく(複雑に感じさせようと)してる味に引っかかりを感じました。

安いワインなら安いワインなりの味で納得できるのですが、高いワインの味を目指して失敗してるパターンですかね。この価格帯(2千円前後)のカベルネ・ソーヴィニヨンはチリ一択なのかも。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Dランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。