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フランス/アルザス地方

本物リースリングは兼ね2千円以上するんだよなぁ。

エミール・ベイエ リースリング・トラディション

Emile Beyer Riesling Tradition

参考価格:3024円

購入価格:2380円

産地:フランス/アルザス

品種:リースリング

購入元:ワインクラブ30

インポーター:株式会社フィラディス

庶民のワインポイント:76.5点

量販店で他の品種と比べ、種類の少なさを感じる「リースリング」。

そして、ほぼ例外なく安価なリースリングはストラクチャーの無いマガイモノか、人工甘味料的なあくどい甘さを持ち合わす偽物の為、購入は慎重に行いたいところ。

そこで、産地を絞って買い物をしたいのですが、

リースリングの銘醸地といえば「アルザス(フランス)」「ラインガウ(ドイツ)」「モーゼル(ドイツ)」。

となると、やはり高い。。。。

そりゃ、オセアニア圏やチリに逃げれば「それなりのリースリング」には出会えるでしょうが、それでも千円台後半が「それなりのリースリングに出会う」最低ライン。

では、庶民は「リースリング」を楽しめないのか?

答えは、「少し背伸びして本物を飲もう」です。

そりゃ、長期熟成のアルザスグランクリュや、ドイツのプレディカーツヴァイン レベルは誕生日でも買いにくいですが、割引駆使して2千円前後で買えますよ。本場のリースリングを。

このワインはさすが、フィラディスさん直輸入といったところでしょうか。

「お手本のようなアルザスのリースリング」

切れ味抜群の酸味と、ねっとりとしたコクのある甘味が調和して素晴らしい完成度。

紅茶の風味なんかも楽しめて、複雑性も極めて高い。

飲み始めは、冷蔵庫保存だったので、印象悪かったです。

しかし、グラス内があったまってきた頃、そのポテンシャルを発揮してきました。

飲み頃温度は注意したいところ。

※千円台で満足できるリースリングご存知の方、情報提供お待ちしております。m(_ _)m

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:77点

生産地:64点

買いやすさ:85点

売り文句:80点

ワインの香りだとか、飲みごたえと言った情報の少なさが減点材料。

文章のまとめ方は素晴らしい、見習いたいです。

https://firadis.net/item/18.html

アロマ:65点

ザ・リースリング香。でもフルーツよりは熟成工程でできた吟醸香が強く感じる。

複雑性:61点

十二分に合格クラス。

余韻:60点

一度味わうと忘れないレベル。

たいがくんポイント:80点

同価格帯なら、ラインガウのクエンヴァッハが好きかな。

加算点前の平均:71.5点

メディア:0点

生産者:2点

何種類かラインナップ。

http://www.firadis.co.jp/quality-wine/france/emile-beyer

SNS:3点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。